MACKIE ( マッキー ) ProFX8ミキサーでニコ生

Mackie ProFX8について色々メモ。 ニコ生用に音声エフェクトを使いたい場合や、電子楽器等の各種音源の接続用に使える、エフェクター内蔵のUSBミキサーです。 Mackie ProFX8製品公式ページ Mackie ProFX8日本語取扱説明書pdf サウンドハウス ProFX8販売ページ

再生・録音デバイス画面 USB Audio CODEC 専用ドライバのインストールの必要は無く、USB接続時にドライバが自動インストールされます。（Windows付属のMicrosoft提供の汎用USBオーディオドライバ(USB AUDIO Class規格)で動作します）。

MACKIE ProFX8でニコ生

ミキサー右側の【USB THRU】スイッチを押すと、ProFX8ミキサーのUSBオーディオで再生しているBGM等をステレオミキサー機能みたいに録音できます。マイク+ミキサーに接続している音源など+PC内で再生しているBGM等を同時に配信音声に使用することができます。

MACKIE ProFX8フロントパネルの説明

詳しくは取扱説明書pdf が詳しいです。

ProFX8には色々と操作部分が有りますが、同価格帯のミキサーの中ではわかりやすく、操作しやすい部類になると思います。
マイクや楽器などの音量調節は各【GAIN】とミキサー下部の【音量フェーダー】をそれぞれ調節します。
パソコン上で再生しているBGM等の音量調節はミキサー右側の【USB INPUT LEVELノブ】を調節します。
【PHONESノブ】は自分が聴く音量を調節します。

TAPE IN,ST RETURN,の各端子についてもミキサーのUSBオーディオ経由での録音が可能でした。
ミキサー右下のMAIN OUTフェーダーは放送には関係ないですが、ミキサー本体の音量レベルメーターがMAINのメーターのため、右下のMAIN OUTフェーダーはU付近にした方がレベルメーターが一応使用出来て便利かと思います。

7バンドのイコライザ搭載のミキサーですが、MAIN MIXとMON SENDに対して出力されますので、個人のインターネット配信・生放送用には使わなそうです。 PHONES出力やUSBでの録音に対してEQ効果はかかりませんでした。 （入力毎の3バンドEQノブの方はPHONESやUSB録音に対して使用出来ます）

エフェクトの使い方

エフェクトの説明については説明書pdf 27ページを参考にしています。

適当にFXノブとFX MASTERノブを中央または右側に調節しておきます（後で調節） 。FX RTNフェーダーをU付近に上げます（後で調節）。 PRESETSノブでエフェクトの種類を選択 します 。 FXノブとFX MASTERノブを調節し直します（エフェクトの強さ調節）。

PRESETSノブで16種類のリバーブ・ディレイ等のエフェクトを選択し、生放送用にすぐに使える感じの内蔵エフェクターになっています。PRESETSノブ下のMUTEスイッチからエフェクトのON,OFFが行えます。

感想

	「使いやすいミキサーです。でもProFX8カスタマーレビュー（サウンドハウス）にもありますが、うちの個体だと無音時のモニタの音量を上げると少しノイズが入ります。他にも探してみたらノイズの話が有るので仕様みたいです。音を流していれば気にならない程度のノイズですが、何とかならないものか。と思ったけど音量調節したら気にならなかった。」
	「生放送配信用途になら、ベリンガーのXENYX X1204USBより使いやすい気がします。ALESIS MultiMix8 USB FXは簡単で、CubaseLE付属で、価格手頃で、サイズも控えめで、重量も軽くて、家庭用には使いやすいのですが、出音がスカスカしている気がします。個人的な好みになりますが見た目も含めてProFX8がバランス良いかもと思ったり。ASIO対応ドライバの提供が無いのが残念ですが、ASIOとかは他のオーディオI/Fと組み合わせるので問題なかったりもします。」
	「長時間配信等をする場合で、マイクなどのモニタを切りたい（自分の声を自分は聞きたくない）場合は、ALESIS MultiMix8 USB FXの方が向いている気がします。」

余談 “戦車級に頑丈”なミキサーをキャッチコピーにするメーカーMackie。取説にも微妙にユーモアに富むフレーズが散りばめられていたりします。 一体Mackieは誰と戦っているんだ