以前のページから大分経過したため、書き直しました。 アマミキ!でニコ生のかんたん配信での使い方です。
目次 | はじめに ダウンロードとインストール Windowsの再生デバイス設定 Windowsの録音デバイス設定 アマミキ!を起動・設定 バランス・テスト 動作確認 ニコ生で配信する エラーが出る場合 音がプツプツする場合 Skypeの設定 色々メモ Yamaha NETDUETTOについて | アマミキ!っておいしいの? |
よくあるので注意点から書きます。
アマミキ!は最小化すると、タスクトレイ(Windows右下の時計のあたり)に格納されます。最小化したまま、気付かずにアマミキ!を複数起動してしまうとアマミキ!のライブ機能が正常に動作しなかったり、複数のアマミキ!が動作して音がおかしくなってしまう場合が有ります。複数起動にご注意下さい。 |
はじめに
「うちのパソコンにはステレオミキサー機能が無いので、アマミキ!を使おうと思います。」 | ||
「ちょっと待って、ステレオミキサー機能が無いってちゃんと確認したの?」 | ||
「よくわかりませんが、多分ステミキ無いです。確認方法はわかりません。」 | ||
「よくわからない場合は実はステレオミキサー機能が有る事が多いから、しっかり確認してからщ(;゜Д゜щ)コイヨー。」 | ||
「アマミキ!はステレオミキサー機能みたいな状態を作るために使えるソフトで生放送の時に便利だよ。特にUSBマイクの時や、HDMIやBluetooth,複数デバイス状態の時、自分のマイク音を聞きたくない場合に便利。」 「でもアマミキ!はPC負荷がかかるのでステレオミキサー機能が有ればそちらを使う方が多分良いから、まずステレオミキサー機能について確認してみて下さい。」 | ||
「アマミキ!をダウンロードしようと思ったら、※実行には有料ソフトのAMVビデオコーデックが必要です。と公式ページに書いて有りました。お金がかかるのですか?」 | ||
「いやAMVコーデックが要るのはアマレコTVの方。アマミキ!はAMVコーデック要らないし、とりあえずお金を払わずに利用できて、アマレコTVを使う場合でもAMVコーデックをとりあえずインストールしておくだけでアマレコTVを使えるよ。アマレコTVやAMVコーデックを利用してみてソフトウェア製作者様に利益還元しようかなと思ったらシェアウェア課金についても考えてみると良さそう。公式ページの広告クリックでも制作者様に利益還元されると思います。」 | ||
「あと、XSplitっていうソフトかNLEで配信する場合はXSplitやNLE自体にアマミキ!みたいなミキサー機能(スピーカーキャプチャ)が有るから、XSplitかNLEを使用して配信する場合はアマミキ!は必要ないよ。たまに両方のミキサーを多重に使用しちゃってて、わけわからん、って状態が有ったりします。普通はどちらか片方のみでOK。」 |
アマミキ!設定イメージ図
普通にステレオミキサー機能が有る場合は普通のステレオミキサー機能の設定をする方がアマミキ!を設定するより簡単です。USBデバイス等でステレオミキサー機能が使用できない場合や、どうしてもマイク音量のミュートを解除できない場合、ステレオミキサー機能が無い場合等にはアマミキ!が便利に使えるかも知れません。
ダウンロードとインストール
アマミキ!をダウンロード | Yamaha NETDUETTOをダウンロード (アマミキ!でニコ生かんたん配信時に必要になる仮想スピーカーとマイク同梱のソフト。 普通はニコ生セッション♪に利用されるソフトです) | |
公式ページからアマレコTV(アマミキ!同梱)をダウンロードします。 ダウンロードしたファイルを展開(解凍)します。 live_setup(数字)を実行し、 ライブ機能をインストールします。 普通にインストール表示に従って【次へ】等で、インストール完了します。 | 公式ページからNETDUETTOをダウンロード、インストールします。 インストール中に確認が出ます。 (インストールしますか?→インストール) 普通にインストール表示に従って【次へ】等で、インストール完了します。 |
ライブ機能とNETDUETTOのインストールが完了してから、次へ進みます(2つとも必要です)。
ソフトはまだ起動しません。
もしNETDUETTOのインストールが失敗する場合はパソコンを再起動してからインストールすると解決するかも知れません。
Windowsの再生デバイス設定
Windowsの再生デバイスの設定の確認をします(BGMを再生している場合は一端、BGM再生ソフトを終了しておきます)。 スピーカー(またはヘッドセット等)のプロパティを開き、詳細タブで既定の形式を2ch,16ビット,48000Hz(DVDの音質)に設定します。 ここを設定しないと、後でアマミキ!を設定したときにエラーが出てしまいますので、せっかくだから今のうちに設定します。 |
2ch,16ビット,48000Hz(DVDの音質)に設定するのは通常は既定のデバイスのみでOKです。
後々スピーカーを切り替えたりする場合は、生放送用に使用する可能性があるスピーカーは全て48000Hz(DVDの音質)に設定しておくと後で楽です。
Windows7の場合の 既定の通信デバイスは、既定の通信デバイスを利用する設定がある通信デバイス設定対応のソフトに利用される既定、のため、アマミキ!と既定の通信デバイスは関係がないです。
Yamaha NETDUETTOのスピーカー を【既定のデバイス】に設定してしまうとパソコンから音が出なくなって困ってしまいますので、【既定のデバイス】はYamaha NETDUETTO以外にします。 |
Windowsの録音デバイス設定
Windowsの録音デバイスの設定の確認をします。(再生側の設定は重要ですが、録音側は重要度が低いです)。 再生デバイスをDVDの音質に設定したので、 録音デバイスもDVDの音質に設定します(再生と録音の既定の形式を揃えておくと(おそらく)BGMとマイクの音ズレが減ります)。 録音デバイスに2ch,16ビット,48000Hzが選べない場合は近いものを選択しておきます。 |
録音側の【既定のデバイス】はどれでもOKです(放送ツールの音声設定から選択するため)。既定を何にしていても、放送ツールの音声デバイスに設定したものが放送に使用されます。録音側の既定は関係ないです)(一部の録音マルチストリーミング非対応のC-media系USBデバイス等の場合は既定の録音デバイス以外が使用できなくなるため多少は関係が有りますが、例外として省略しています)。
アマミキ!を起動・設定
アマミキ!(amamix.exe)を起動します。 |
ヘルプを参照し、使い方や注意事項をよく確認してください画面。FAQに起動方法と注意事項がありますので読みましょう (shiftキーを押しながらOKをクリックで起動しますが)。 |
(クリックで拡大表示します) | アマミキ!の録音デバイス設定をします。 PC音とマイクについて設定を選択します。 PC音は 【AmaRec Core Audio Capture】がPC音として使えます(AmaRec Core Audio Captureは再生している音をステレオミキサー機能みたいに録音できるフィルタです)。 名前欄は表示に使うだけなので好きな名前(わかりやすいもの)にします。 |
アマミキ!の 【再生デバイス】タブで 【配信デバイス】に 【スピーカー(Yamaha NETDUETTO)】を選択します。 後は【OK】でアマミキの動作を確認します。 【OK】を押してエラーが出る場合はコチラ |
バランス・テスト 動作確認
アマミキ!画面の 配信にチェックを入れます。 Windows再生デバイス画面で、Yamaha NETDUETTOのスピーカー右の音量がマイクやBGMに反応して動いていたらここまでの設定が上手くいっています。 |
アマミキ!の【ツール】の【バランステスト】で |
ニコ生で配信する
エラーが出る場合
ちなみに『return:HRESULT=80040217(FAILED)接続に必要な中間フィルターの組み合わせが見つかりませんでした。 code:mpFilterGraph->Connect( mpConnectPinOut,mpConnectPinIn)』のエラーがアマレコTVで出る場合は、アマレコTVとSkypeやFME等の他のソフトのビデオデバイス設定が重なっていて、ビデオキャプチャーのデバイスを取り合っている場合があるようです。
設定変更時に、使用中のデバイス警告が出ないのが理想です。 警告が出る場合でも使っているソフトをとにかく終了して、 48000Hz,DVDの音質の選択欄の右の【テスト】で動作を確認して変更し直すと無事変更される場合もあります。 48000Hz,DVDの音質に設定しても音声使用中のソフトが有ると、うまく設定が切り替わらない場合がある、というのが原因です。 稀ですがたまにある、音質設定の48000Hz,DVD音質が無いUSBデバイス等の場合は、アマミキ!ではなく、VAM(co452113)等を使用する必要があるかも知れません。 | 上2つのエラーは、Windowsの再生デバイスの既定の形式(2ch,16ビット,48000Hz DVD音質)の設定が上手く反映されていないことが原因です(多分)。 設定を変更する際は、音を何も再生していない状態で変更した方が良く(音量ミキサーにはシステム音以外が表示されない状態で変更するのが良い)、使用中に変更すると上手くいかない事が多いです。生放送をしながらアマミキ!を設定するとエラー画面が出る事が多いです。 とりあえず、アマミキ!を終了し、他のソフトも終了した状態で、Windows音量ミキサーに余計なソフトがない状態で、再生デバイスの既定の形式(2ch,16ビット,48000Hz DVD音質)を選択し、【テスト】で音が出ることを確認してから変更すると上手くいくかも知れません。 どうしてもエラーが出る場合は、パソコンを再起動してパソコンの起動直後にスピーカーのプロパティ詳細をDVD音質に変更すると良いかも知れません。 |
音がプツプツする場合
音がプツプツする場合は、PCスペックやPC環境が原因の場合が多いです。 『CPUがi7のXXXXだからスペックは足りているはず』、等はこの手の音声ソフトには当てはまりません。逆に低スペックPCでもプツプツせずに使える場合もあります(でも動画の読み込みが遅くなったり、ソフトの起動が遅くなる程度にPC負荷はかかりますのでスペックはある程度有る方が良いです)。 アマミキ!はリアルタイムに音声を録音して配信用に利用する処理をしているため、常時msec(ミリ秒)での録音再生がスムーズに行われるPC環境が必要です。 余計なソフトや常駐サービスを起動している場合は余計なソフトを終了してパソコンの動作が軽い状態にします。 また、無線LAN機能がある場合は、無線LAN機能を使用せずにLANケーブルでインターネット接続している場合でも、無線LAN機能は無効にした方が良いみたいです。 |
アマミキ!の公式ページFAQより Q.常時プチプチ音がする |
もし、使っているパソコンに無線LAN機能がある場合は、無線LANを無効にすると音声プチプチが解消することもあります。 (無線LANでネット接続している場合は無効にすると困ります(´・ω・`) ) DPC Latency Checkerを使用すると、パソコンの素早い情報処理が上手くできているか確認できます。 アマミキの起動中で音がプチプチするときに、DPC Latency Checkerを起動して表示がおかしくないか確認します。 無線LANを無効にすることで、DPC Latency Checkerでの表示が正常(グリーン)になるのを確認できる場合が有ります。 DPC Latency Checkerを見ながら余計なソフトを終了させていくのも良いかも知れません。 |
無線LANを無効にする例【コントロールパネル】→【ネットワークとインターネット】→【ネットワークと共有センター】→【アダプター設定の変更(左側メニュー)】→【無線LAN右クリック『無効にする』】 他パターン 【デバイスマネージャー】→【ネットワークアダプター】→【無線LAN右クリック『無効にする』】 |
Skypeの設定
生放送とは関係なく、配信中以外で相手にマイクとBGM音を同時に聞かせたい場合はSkypeの【ツール】→【設定】→【オーディオ設定】→【マイク】をNETDUETTOのマイクに設定します(Skype通話の場合、音量が大きい方が優先されて話しづらくなったり、相手からの音声が相手に返ってしまう場合もあリますので通常はNETDUETTOではない普通のマイクを選択します)。 | アマミキ!起動中のSkypeの設定は、通常時のマイク設定のままで凸相手の声が放送に入る状態になります。 設定を確認する場合はSkypeの【ツール】→【設定】→【オーディオ設定】を確認します。 呼び出し中の設定を 【すべてのデバイスで鳴らす】だとSkype呼び出し音が放送側では2重になってしまう場合が有ります。 【選択済みのスピーカーを使用】にするとSkype呼出音が2重になりません。 |
Skypeの【オーディオ設定】の【スピーカー】をNETDUETTOのスピーカーにしてしまうと放送には凸者さんの声が聞こえるのに、自分には凸者さんの声が聞こえなくなってしまいます。Skypeのスピーカー設定はNETDUETTOスピーカー以外を選択します(普通に使っているRealtekか、High Difinition Audio等のスピーカーや、USBヘッドセット等の場合はUSBスピーカー等を選択します)。 |
色々メモ
アマミキ!を最小化したまま複数起動しているとアマミキ!ライブ機能の動作が正常に動作が行われなかったり、複数のアマミキ!が動作して音がおかしくなってしまう場合があります。
アマミキを使いたいだけなのに、この画面は 設定する箇所違います><状態 | アマミキ!を使いたいだけなのに(キャプチャーボードを使ったゲーム実機配信ではないのに)、ニコ生の放送ツールの映像機器に【AmaRec ViceoCapture】を選んでしまう場合も見かけます。 映像ではなく音声にアマミキを使いたい場合は!FME等の配信ソフトから【AmaRec Audio Capture】を選択する必要があります(かんたん配信の場合は表示されませんので、YAMAHAのNETDUETTO等と組み合わせます)。 |
アマミキ!のミキサー機能とアマレコTVの音声ミキサー機能を同時に両方使用すると動作がおかしくなったり、音が変になりますのでミキサー機能ソフトを使うのはどちらか1つだけにします。
配信内容が常にキャプチャーボードを使用する実機ゲーム実況だけの場合はアマレコTVのミキサー機能を使用する方がさらにアマミキ!を起動するよりも起動ソフトが少なく済みます。 実機ゲーム実況以外の配信も予定している場合はアマレコTVの【グラフ3】のミキサー機能は使わずに、配信用の音声ミキサーにはアマミキ!を使用した方が後々にアマレコTVを終了したときにアマミキ!を起動する等の切り替え等の手間が無く済みます。 |
アマミキ!画面下の配信チェック欄 チェック欄を付け忘れると放送側に音声が届きません。 音声がプツプツする場合や、マイクとBGMがズレてきた場合にチェックのON,OFFを付け直すと改善する場合が有ります。 配信ではなく、再生側のチェック欄は自分のマイク音を自分で確認したい場合等に利用ができます。 |
音にエコーがかかってしまったり、音が変になっていたり、音が2重になる場合 音がループしてしまう変な設定になってしまっている可能性が高いです。 音の流れを考えながら、アマミキ!の設定を確認し直します。 Windows7の『聴く』機能をもし使っている場合はチェックを外します。 アマミキ!の複数起動をしていないかを確認します。 アマレコTVのミキサー機能とアマミキ!のミキサー機能を二重に使用していないか確認します(ミキサー機能を使用するのはどちらか一つに)。 |
音質が悪い(´・ω・`)仮想だから?という場合 ニコ生配信ツールの音質設定が原因の場合が多いです。 ニコ生の配信ツールの音質設定を音質重視側に設定します。 見かけ上は音質重視側になっていても設定が反映されていないことがありますので、一度映像重視側に設定を振ってから音質重視側に戻すと音質設定が正常に反映される場合が有ります。 |
再生側に48000Hz,DVD音質が無い 場合はアマミキ!の【AmaRec Core Capture】を使おうとしてもエラーが出てしまいます。困ります(´・ω・`) | 稀ですがたまにある、再生側の音質設定に48000Hz,DVD音質が無いUSBデバイス等の場合は、アマミキ!ではなく、VAM(co452113)、XSplit (参考co1050862)等を使用する必要があるかも知れません。 Logicoolの一部製品,Steinberg CI1,USBオーディオ製品の一部等でDVD音質が選択できない場合が有ります。 |
ついでに全然関係無いお話(左画像のアイコン元はコチラ) アマミキ!はAmaRec Audio Mixerの略だったハズだと思います。 アマガミやけいおん!あたりも連想しやすいインパクトのあるソフト名(。╹ω╹。) |
アマミキ!はツールに表示される説明も丁寧なので、アマミキ!に表示されるメッセージをよく読んで意味を考えながらゆっくり設定してみましょう。
困った場合は公式ページのヘルプが丁寧で詳しいです。
リンク アマレコTV公式ホームページ (ダウンロードここから) オンラインヘルプのアマミキ!の項目 (困ったら公式ヘルプを熟読してみると良いと思います) あまラボ (ブログ・最新情報) | アマミキ!の他に必要なもの Yamaha NETDUETTO (ニコ生セッション♪でも使われるソフト) |
以前のページはここ (FMEとアマミキの場合も以前のページ参照)
XPはここ
Yamaha NETDUETTOについて
「ところで、Yamaha NETDUETTOって何ですか?インストールしたらYamahaのマイクとスピーカーが増えました。」 | |
「Yamaha NETDUETTOはニコ生セッション♪でも使われる、インターネット越しに音声セッションが出来る便利ソフトで、今回はNETDUETTOは起動せずに付属してくるYamahaのマイクとスピーカーをニコ生の簡単配信に利用してるよ。」 | |
「ちなみにこのYamaha NETDUETTO音声デバイス(Yamahaマイクとスピーカー)は普通のマイクやスピーカーとは違って、ソフトをインストールしただけだからで実物は無くてパソコン内でソフトから利用するだけのマイクとスピーカーだよ。で、このマイクがステレオミキサー機能替わりに使える便利マイク。だけど実物はないマイクだからソフトからアマミキ!から利用してるよ。」 | |
「よくわかりませんがマイクとスピーカーが追加されるYamaha NETDUETTOは無料なのですか?」 | |
「Yamaha NETDUETTOは今のところベータ版で無料で使えるけど、先はよくわかりません。Yamahaなのでパソコンでの音楽趣味の広がりやニコ生セッション♪、音楽演奏の啓蒙用、またはヤマハ(ヤマハかSteinbergオーディオインターフェース)の宣伝用にずっと無料にしてくれると助かるけど、もしNETDUETTOが有料化した場合の仮想のマイクとスピーカーの代替ソフトは他にも有るので、困らないと思います。Yamaha NETDUETTOはインストールとアンインストールが日本語でかんたん。」 |