TASCAM US-144MKIIのメモ

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tascamTASCAM US-144MKII 製品公式ページ

shサウンドハウス TASCAM US-144MKII ページ

個人的な感想ですが、ニコ生用に購入を検討されている場合には配信に向く機能があるタイプの他の機種の方が良いんじゃないかと思います。

Amazon US-144MKII
ニコ生用には向かなそうとは言ってもVAM01VAMXSplit_Broadcaster_icoXSplit等の配信向きの音声ミキサー機能を提供してくれるソフトを利用する等の方法でBGM+マイク音の配信は出来たりしますので、変にインターフェースと配線で頑張るよりも配信用ソフトウェアのミキサー機能等を利用するのが良い気がします(がソフトウェアのミキサー機能を使っても、US-144等の場合はステレオ音声配信にするとマイクが偏りますので、音声をモノラル配信にする等工夫が必要になったりします)

US-144MKI01 再生、録音デバイス表示

US-144MKI02 Cubaseでのデバイス表示
4イン/4アウト

US-144MKI03
コントロールパネルの表示が入門機としては不親切な気がしますが、選択肢が少ないため試してみれば解る感じで特に問題も無さそうです。4イン/4アウトですが、ch3-4はASIOから利用します。デジタル入出力も便利そうで使いどころが少なかったりしますし、入門機としてUS-144を購入した初心者さんがフルに機能を活用することは少ないんじゃないでしょうか。 ラインアウト音量とヘッドフォン音量のツマミが分離していことを理由にUS-122ではなくUS-144を選択する方が多そうな気がします。

US-144MKI04 US-144MKII操作パネル部

モニタのMIXのバランス調節、ヘッドフォン音量が独立していて操作し易いです。

US-122の場合はラインアウトとヘッドフォン音量ノブが同じつまみです(他にもUS-122だとデジタル入出力無し等)。


例1:US-144MKIIでニコ生 no4-1パソコン側のライン入力を使う

US-144MKII前提で書いていますが、US-122MKIIの場合も大体同じです(多分)。
とりあえず、パソコン本体等にライン入力が有ればそれを配信に使い、US-144はマイク入力とBGM出力・音量調節用に使うのが設定も簡単で手軽かと思われます(が、配信向きの機能(MAIN録音)が有るUA-55等と比較すると余計なケーブルが必要になるため見劣りします)。
手元で音量調節できる・左上のノブでマイクとBGMのバランスが操作できるDAWを使用してのマイクのエフェクトを生放送に使いやすい点で便利ですが、US-144だけで完結させたい場合は不満が残りそうです。
US-144MKI05 
no4-1例1の場合はnico_ico01ニコ生の放送ツールの音声機器はTASCAM US-144側のライン入力では無くパソコン本体側等の【ライン入力(Realtek等)】を配信用に使用します。

    ノートパソコンの場合ライン入力がない場合が多いため、BGM+マイク音の配信をしたい場合に困る場合が多そうです(ノートパソコンの場合はページ下の方no4-2参照)。 
    マイクとBGMの音量バランス調節はUS-144MKII本体左上のMON MIXツマミで調節します。
    MONOボタンはON側にします(MONOボタンOFFだとステレオ音声配信の際にマイクが片側に偏ったり、マイクのモニタ音声が片側に寄ったりします。DAWを通してエフェクトをモニタし、配信音声に利用する場合は場合は適切にDAWの入出力ch設定をすることでMONOボタンはOFF側でもOKです)。

例2:US-144MKIIでニコ生 no4-2再生と録音をオーディオインターフェース(モニタOFF)

ノートパソコンの場合でも対応しやすい、再生も録音もオーディオインターフェース側の接続例
難点は、マイク音を自分はモニタできないこと、音量バランス調節がパソコン側のライン入力を使う例と比較するとモニタが出来ず自分では音量バランスが把握できないため使いづらいです。マイク音を自分は聞かずに済むため長時間配信の場合は耳に優しいかも知れませんが、歌枠でモニタができないとジャイアンリサイタルの恐れが(◞‸◟)有りますので、たまにタイムシフトを確認しましょう。US-144MKI06
no4-2例2の場合はnico_ico01ニコ生の放送ツールの音声機器は【ライン入力(TASCAM US-144)】を選択します。

    配信側のBGM音量を下げたい場合はUS-144MKII本体上段中央のLINE OUTツマミか、BGMを再生しているソフトの設定音量を下げます。
    自分側のBGM音量は上段右上のPHONOSつまみを調節します。マイクの音量下段のINPUTのLRのつまみになります(BGM音量とマイク音量共通)。

HOSA_CPR201 YXM121
有ると便利なオーディオケーブル コンデンサマイクで使うのは48V電源の関係で
宜しくなさそう><なのでダイナミックマイクで!
モノラル音声配信の場合は必要ない
ステレオ音声配信がしたい場合に便利かも知れないケーブル
ステレオマイク配信がしたい場合はステレオペアマイク等を使用して
本当にステレオにしちゃった方が良い気がします。

マイクの分配ケーブルはニコ生かんたん配信ツール(ブラウザ配信ツール)の場合は配信音声がモノラルのため、マイクをL(左)側に接続している場合でモノラル音声配信設定であれば分配ケーブルは必要なかったりします(モノラル配信だと片方しか聞こえなくなるんじゃないの?とよく勘違いされますが、録音される片方(左)の音が視聴者側では左右両方から聞こえるモノラル配信になりますので、マイクが左側なら問題は少ないです)

この接続例2でモニタをON(MON MIXツマミを左側)にしてしまうと、INとOUTの音量設定によっては音がループしてしまって大惨事みたいなことになってしまう可能性があるため、モニタはOFF(MON MIXツマミを右側)を厳守するか、MON MIXツマミを中央側にする際には音量設定にご注意ください。とにかくモニタOFFで有れば問題は無いですが、モニタONにすると音量によっては、録音→出力→録音→出力となって機器へのダメージや耳へのダメージに繋がる恐れがあるので注意する必要があります。

感想

(゚ω゚) 「録音されるマイクを中央にするのに一手間なので普通にニコ生に向かないと思うから(でもニコ生かんたん配信ならモノラルだから左にマイク接続するだけで偏らないです)生放送の時はX-Fi GO!Pro、ニコ動用に録音するときにだけUS-144MKIIみたいに使い分けが良いかなと思いました。多分ケーブル用意する金額X-Fi GO!Proだとそんなに金額変わらないと思うし。でもGO!Proもドライバ周りのソフトが主張しすぎてイマイチなのでおすすめ出来るほどでもなかったり。」
(゚ω゚) 「あと、やっぱりドライバの動作がイマイチというか試した環境の相性なのか、低スペPCすぎたのかUS-144MKIIの調子が良くは無かったです。使えなくはないけれど、良くもないし悪くもないというか、具体例を挙げづらいけれど、バッファサイズを調節しても音が途切れたり、ノイズっぽくなったり、音の再生速度がおかしくなったりしたので印象が悪いです。144MKII接続中だけ微妙にCPU使用率が上がったりするのが気になります。TASCAM公式ページを参考に無線LAN無効にすると動作がマシになりました。いやそれはこちらのPC要因の所為で無線LAN有効にしたままオーディオI/F使う方が悪いみたいな気もします。けど他社と比較して安定してないかなと思ってしまったり。確認してないけど24bits設定が重かったとかいうオチかも。本体外観はガッチリしていて筐体側面の感じが悪くないとフォロー。」

posted by 水おいしいです^o^ at 2011年08月14日 | Comment(0) | 更新情報をチェックする
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