Virtual Audio Mixerで生放送時のマイクノイズ対策

Virtual Audio Mixerで生放送時のマイクノイズ対策

VAM01Virtual Audio Mixer(VAM)を使った生放送でのマイクノイズ対策をしてみるページ
正直ノイズが少ない製品に買い換えたほうが現実的な気がしているので、色々と模索中です。
サウンドカードのデフォルト機能のマイク効果【ノイズ抑制】の方が手軽です。
VAM14

VAM12 左画像はRealtekのマイクノイズ抑制機能。 使用するとマイク音がこもった感じになるため、あまり好まれませんが、とりあえずノイズは大幅に消えます。
    ノイズ抑制 にチェックを入れても効果が無い場合は、一度録音デバイスでマイクを無効有効と切り替えるとノイズ抑制が適用されます。
【コントロール パネル】→【ハードウェアとサウンド】→【Realtek HD オーディオマネージャ】から設定します。


「ステレオミキサー機能使用時に自分の声が自分に聞こえるのは嫌です><」って場合にはノイズ抑制等は関係なくVAM01VAMを普通に使うだけで非常に便利だったりします。
VAM16

必要なもの VAM01Virtual Audio Mixerをインストール(install.bat右クリック・VAM02管理者として実行

reaplugs01ReaPlugsをインストール(VSTプラグインパッケージ)

EffectChainer01EffectChainerをインストール(プラグインチェイナー。複数プラグイン動作に必要。)


上三つをインストールします。VAM01VAMの基本的な使い方は今回は省略しています。
VAM01VAMの基本的な使い方に慣れてからVSTプラグイン機能を試してみるのが良いと思います。
今回初めてVAM01VAMを使用する場合は付属readmeファイルが詳しいので付属readmeをよく読みましょう。 

VAM13 再生側のスピーカーのマイク音量はミュートにしておきます。

VAM03 FME_icoFME(FMLE,Flash Media Live Encorder)で配信準備をします。
FMEのオーディオに【Virtual Audio Mixer】を選択します。


配信中に設定を試すのは色々と面倒なことになるので、設定が全部完了してから配信を開始したほうが良いです。

VAM04 FMEのVAM選択欄の右のアイコンVAM05を押してVAM01VAMの設定画面を開きます。

マイクのノイズ対策なので、まずマイクだけをチェックしVSTプラグインReaGateを読み込みます。

 

VAM06 ReaGete
(reagate-standalone.dll)



 

VAM07 ReaGate設定画面
とりあえず左のスライダーを無音状態でノイズに反応している位置より少し上にします。

このスライダーの位置より下の音量の音(ノイズ)はゲートを通過せずに、上の音量の音(マイク)はゲートを通過します。


(゚ω゚) 「これ(ReaGate)で、とりあえず無言の時のノイズを無くすことが出来るんだけど。」
(´・ω・`) 「話してる時はマイクのバックグラウンドにノイズがあるような気がします。何か不自然です?」

(゚ω゚) 「と言われちゃったので次の方法(ReaFir)を試すよ。」

VAM08 先ほどと同様の手順で
VAM01VAMのVSTプラグイン読込で
ReaFir(reafir_standalone.dll)を
読み込みます。

 

VAM09 ReaFirの設定で、ModeをSubtractにします。

 

VAM10 Automaticallyに無音状態でチェックを入れ、ノイズを記録します。

Automaticallyのチェックを外します。


(゚ω゚) 「これ(ReaFir)で、ノイズ部分(赤い線)の分の音が減るよ。」
(´・ω・`) 「でも何かマイクがこもったり、マイク音が不自然です。」

(゚ω゚) 「赤い線はマウスでクリックしながら移動で適当に書き換えられるよ。左上のResetでやり直せるよ。」
(゚ω゚) 「でもやっぱり、不評かも。ReaGateかReaFir好きな方使っておくと便利だよ。」
(゚ω゚)EffectChainer01EffectChainerを使えば、複数のプラグインをVAM01VAMで使用できるし、設定も保存できるよ。」

VAM11 EffectChainer01EffectChainer
(EffectChainer.dll)
をVAMのVSTプラグイン読込から開いて使います。

(Acon Digital Mediaフォルダ内)

(゚ω゚) 「複数使えるよ。」
(´・ω・`) 「ノイズが全然無くなりましたが、マイク音が不自然になってます。」

(゚ω゚) 「オンボードのマイク端子って結構ノイズある場合あるから結局買い換えるのが楽だし音良いよっていう結論になりそう。模索中です。今だったら買う場合はX-Fi GO!Proあたりが価格手頃でそこそこの性能で、遊べる機能あるからバランスが良いかなと思ってる。けど、個人的にはGO!付属コントロールソフトが動作もっさりで好みじゃなかったり(´・ω・`)。何か製品を使ってる知人が居たら相談してみて好きなの色々試してみるのが良いよ。」

(゚ω゚) 「本当にノイズがひどい場合は冒頭でも紹介したけど、オンボードのサウンドカードのドライバとセットでインストールされるオーディオマネージャーソフトにノイズ抑制項目が有る場合が多いから、それ使うのが簡単だよ。音がこもるといっても、ノイズひどいよりはマシだったりするし。」

(´・ω・`) 「ところで、このままだと遅延したマイクが聞こえて喋りづらいです。」
(゚ω゚) 「放送する時はVAM01VAM右側の再生デバイスへ出力(オプション)機能は【再生デバイスへ出力しない】を選んで、あとマイクの他に、ステレオミキサーのところにもチェック入れてから放送すると、自分のマイク音聞かずに済むし便利だよ。このあたりはVAM01VAMの基本的な操作なのでVAM01VAM付属のReadmeファイルを良く読むと良いよ。」

VAM15 配信時の設定例


配信時はマイクとステレオミキサーにチェック。
再生デバイスへの出力(オプション)は出力しない
が一般的です。
基本的な操作を押さえれば、他にも応用設定が色々できます。
posted by 水おいしいです^o^ at 2011年06月28日 | Comment(0) | 更新情報をチェックする
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