Virtual Audio Mixer(VAM)を使った生放送でのマイクノイズ対策をしてみるページ
正直ノイズが少ない製品に買い換えたほうが現実的な気がしているので、色々と模索中です。
サウンドカードのデフォルト機能のマイク効果【ノイズ抑制】の方が手軽です。
左画像はRealtekのマイクノイズ抑制機能。 使用するとマイク音がこもった感じになるため、あまり好まれませんが、とりあえずノイズは大幅に消えます。
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「ステレオミキサー機能使用時に自分の声が自分に聞こえるのは嫌です><」って場合にはノイズ抑制等は関係なくVAMを普通に使うだけで非常に便利だったりします。
必要なもの | Virtual Audio Mixerをインストール(install.bat右クリック・管理者として実行) ReaPlugsをインストール(VSTプラグインパッケージ) EffectChainerをインストール(プラグインチェイナー。複数プラグイン動作に必要。) |
上三つをインストールします。VAMの基本的な使い方は今回は省略しています。
VAMの基本的な使い方に慣れてからVSTプラグイン機能を試してみるのが良いと思います。
今回初めてVAMを使用する場合は付属readmeファイルが詳しいので付属readmeをよく読みましょう。
再生側のスピーカーのマイク音量はミュートにしておきます。 |
FME(FMLE,Flash Media Live Encorder)で配信準備をします。 FMEのオーディオに【Virtual Audio Mixer】を選択します。 |
配信中に設定を試すのは色々と面倒なことになるので、設定が全部完了してから配信を開始したほうが良いです。
FMEのVAM選択欄の右のアイコンを押してVAMの設定画面を開きます。 マイクのノイズ対策なので、まずマイクだけをチェックしVSTプラグインReaGateを読み込みます。 |
ReaGete (reagate-standalone.dll) |
ReaGate設定画面 とりあえず左のスライダーを無音状態でノイズに反応している位置より少し上にします。 このスライダーの位置より下の音量の音(ノイズ)はゲートを通過せずに、上の音量の音(マイク)はゲートを通過します。 |
「これ(ReaGate)で、とりあえず無言の時のノイズを無くすことが出来る…んだけど。」
「話してる時はマイクのバックグラウンドにノイズがあるような気がします。何か不自然です?」
「と言われちゃったので次の方法(ReaFir)を試すよ。」
先ほどと同様の手順で VAMのVSTプラグイン読込で ReaFir(reafir_standalone.dll)を 読み込みます。 |
ReaFirの設定で、ModeをSubtractにします。 |
Automaticallyに無音状態でチェックを入れ、ノイズを記録します。 Automaticallyのチェックを外します。 |
「これ(ReaFir)で、ノイズ部分(赤い線)の分の音が減るよ。」
「でも何かマイクがこもったり、マイク音が不自然です。」
「赤い線はマウスでクリックしながら移動で適当に書き換えられるよ。左上のResetでやり直せるよ。」
「でもやっぱり、不評かも。ReaGateかReaFir好きな方使っておくと便利だよ。」
「EffectChainerを使えば、複数のプラグインをVAMで使用できるし、設定も保存できるよ。」
EffectChainer (EffectChainer.dll) をVAMのVSTプラグイン読込から開いて使います。 (Acon Digital Mediaフォルダ内) |
「複数使えるよ。」
「ノイズが全然無くなりましたが、マイク音が不自然になってます。」
「オンボードのマイク端子って結構ノイズある場合あるから結局買い換えるのが楽だし音良いよ…っていう結論になりそう。模索中です。今だったら買う場合はX-Fi GO!Proあたりが価格手頃でそこそこの性能で、遊べる機能あるからバランスが良いかなと思ってる。けど、個人的にはGO!付属コントロールソフトが動作もっさりで好みじゃなかったり(´・ω・`)。何か製品を使ってる知人が居たら相談してみて好きなの色々試してみるのが良いよ。」
「本当にノイズがひどい場合は冒頭でも紹介したけど、オンボードのサウンドカードのドライバとセットでインストールされるオーディオマネージャーソフトにノイズ抑制項目が有る場合が多いから、それ使うのが簡単だよ。音がこもるといっても、ノイズひどいよりはマシだったりするし。」
「ところで、このままだと遅延したマイクが聞こえて喋りづらいです。」
「放送する時はVAM右側の再生デバイスへ出力(オプション)機能は【再生デバイスへ出力しない】を選んで、あとマイクの他に、ステレオミキサーのところにもチェック入れてから放送すると、自分のマイク音聞かずに済むし便利だよ。このあたりはVAMの基本的な操作なのでVAM付属のReadmeファイルを良く読むと良いよ。」
配信時の設定例 配信時はマイクとステレオミキサーにチェック。 再生デバイスへの出力(オプション)は出力しない。 が一般的です。 基本的な操作を押さえれば、他にも応用設定が色々できます。 |