QUAD-CAPTURE UA-55でニコ生

QUAD-CAPTURE UA-55でニコ生

製品公式ページ http://www.roland.co.jp/products/jp/QUAD-CAPTURE/  UA55_01 
UA55_02

( ^ω^)歌ってみた、とニコニコ生放送用にオーディオインターフェースが欲しいお。QUAD-CAPTURE UA-55が2011年の新製品で気になるお。」
(´・ω・`) 「UA-33よりUA-55の方がスペックが上っぽいので気になっています。」
(´・ω・`) 「UA-55は生放送に使ったり出来ますか?」

(゚ω゚)  「生放送に使えるよ。UA-55は、ニコ生のときに便利に使えるステレオミキサー機能っぽいもの(MAIN出力の録音)が有るよ」
(゚ω゚) 「録音機能(自動録音感度調節ノイズゲートコンプレッサのハードウェアDSP処理)が色々有るし、sonar_le_icoSONAR X1 LEソフトが付属する製品で歌ってみたから生放送までひと通り便利に使えるよ。UA-33よりお値段は少々上だけど納得のいく機種。」

UA55_03ニコニコ生放送での使い方

UA55_11
接続例 UA-55の場合はギターなどを素の音ではなく、SONAR X1 LE等のソフトウェア経由で
エフェクトをかけてモニタした音を生放送にリアルタイムで使うことが出来ます(要ソフトウェア設定)。


生放送までの使い方
tri_capture34

取扱説明書が丁寧なので、まず読む。
付属CDかarrow001.png公式ページのQUAD-CAPTURE UA-55のドライバをインストール
インストール画面の指示に従い、QUAD-CAPTURE UA-55をパソコンに接続します。


UA-55裏側スイッチの確認
UA55_06

前面パネルの調節
UA55_07

QUAD-CAPTURE コントロールパネル画面
UA55_08
右のMIXERのINPUT1,2のツマミが画像だとつい最大になっちゃってます。これだと上げすぎの気がします。
ギターなどの音にソフトウェアでエフェクトを掛ける場合はここのMIXERツマミは下げて、エフェクト用のソフトでモニタをします(エフェクトを使う場合でもDry音を残す場合はここは下げないままでOK)。


QUAD-CAPTUREコントロールパネル画面の出し方は↓UA55_09

check_red.gifQUAD-CAPTUREに接続したヘッドフォンからBGMや自分のマイク音が聞こえることを確認してから、生放送の放送ツールの設定に進みます。

tri_capture35 自分の放送画面の音量をミュート(消音)にします(エコー、ループ、ハウリングの防止)。

UA55_05 生放送の放送ツールの音声機器欄で【MAIN(QUAD-CAPTURE)】を選択します。

配信音質を重視する場合は、音質重視===映像重視の比率を【音質重視】側にします。
映像については、コマ数===画質重視側などを調整して何とかします。

あとは配信ツールの音量バーの動きで音が出ていることを確認しながら、視聴者さんの反応やタイムシフトなどを利用して音量や設定の調節をします。

配信音量の調節

UA55_10 配信BGM音量を下げたい場合は本体のMIXのつまみをややINPUT(右)側にして、マイク優先の音量バランスにします。
または、Windowsの音量ミキサーか、音楽プレーヤーの音量を下げます。

マイク音量はQUAD-CAPTUREの本体の調節つまみか、QUAD-CAPTUREコントロールパネル画面の
左側のPREAMPか、右側のMIXERあたりを調節します。

UA55_03製品機能紹介


QUAD-CAPTURE01
(デジタル入力3-4に接続している機器のサンプルレートと、UA-55の再生サンプルレート等が合っていないと、他の入力やWindows上のソフトウェア再生音が再生されない場合があります。)
MAINが生放送などに便利。


マイクの1-2と別にMAINが有るので、Skypeのマイク設定を1-2に設定すると、Skype相手にトークバック発生をさせずに通話できます。


再生側は
1-2, 3-4
QUAD-CAPTURE02
(クリックで拡大)
どうみても、録音デバイスに出てくるQUAD-CAPTUREのMAIN録音が超便利なステレオミキサーっぽいもので、生放送にも便利に使えます。本当にありがとうございました。nico_dic_ico01.gif (16×15)(本当にありがとうございました。)

デジタル入力端子は、出力元の音質の周波数とUA-55側の周波数が合っていない場合にデジタル入力端子以外の音をモニタできなくなったり、普通のソフトの音が再生されなくなる場合が有るみたいで、取り扱いが少し面倒かもしれません。

QUAD-CAPTURE03 生放送の音声に
【MAIN(QUAD-CAPTURE)】を選択すると、『マイク音声+パソコンで再生しているBGMやSkype等』が放送に使用できます。

Skype時のトークバックさせない設定
QUAD-CAPTURE04
(゚ω゚)Skype通話音声はモノラルなので、Skype通話ではステレオの音源を選択しても側の音声のみ利用されます。」
(゚ω゚) 「なので、Skype通話に使う場合は1(L)側にマイクを接続します。」

(゚ω゚) 「んでもって、UA-55はUA-33と違って、マイクの録音のところとMAINっていう録音のところが別々なのでマイクエフェクトをソフトウェアでかける方法もやり易い。UA-33だと別々になってないから音量気を付けないとカオスループしちゃってたけど、UA-55ならエフェクトしやすい。」

UA-55でマイクエフェクト生放送する設定については『UA-55でマイクエフェクト』を参照。



ua55e11

DIGITAL OUTは出力内容を選択できます。
DIRECT MIX
WAVE OUT 1-2
WAVE OUT 3-2


使い方によっては色々応用ができそうです。

※ サンプリング周波数が 192kHz で動作しているときは、COAXIAL OUT (3/4) 端子から
音は出力されません。



デジタル入力端子の使用について
デジタル出力元の機器の音質(41kHz等)とUA-55の再生音質(48kHz等)が合致しない場合に、デジタル入力端子を接続していると音が出ない(Windows上でのブラウザなどの動画音声の再生音が聞こえない)状態になる場合があります。
デジタル入力端子をUA-55から外すか、音質設定を合わせると普通のソフトの音がでました。



UA55_03感想など

(゚ω゚) 「オーディオI/Fなのに生放送を意識した製品になっいて非常に個人的に助かります。ニコニコの配信者さんがローランドお客様相談センターに『UA-4FXで生放送でマイクと音楽の流し方がわかりません><』って電話をかけ続けた甲斐があったというか何と言うか(私が電話かけたわけじゃないです。ニコ生で生放送中にローランドに電話している放送は見かけました。)。今までニコニコ関係の問い合わせが行ってしまってローランドさんすみませんでした。」

(゚ω゚) 「生放送やらないからUA-33じゃなくUA-55買ったけど、実はUA-55も生放送に便利らしいからニコ生やってみるか、ってユーザーさんが増えると良いなと思ったり。」

(゚ω゚) 「UA-55と比べるとUA-33の良い所が無いんじゃないか、と思えるほどUA-55の方が使い勝手が上です。筐体の感じとか、持った時のズッシリ感(UA-55はズッシリ、UA-33はスカスカ)、電源ONしたときのSENSEツマミ周りの電飾ピカピカ、UA-55のコントロールパネル画面調節あたりは良かったです。AUTO-SENSE機能はちゃんと設定できているのか、かえって不安になるのであまり使ってなかったりします。慣れれば便利そうとは思います。」
(゚ω゚)UA-33について一応フォローするとUA-33は自分のマイクをモニタせずにステレオミキサーっぽい機能(LOOP BACK録音)が使えます。音響性外傷の予防的な視点からするとUA-33は長時間配信の場合等には向いているかも知れません。」


UA-55カタログ表記の
「ストリーミング放送に最適なLOOP BACKも実現。」が本当で、生放送にも便利な製品でした。 

(゚ω゚) 「生放送に向かないオーディオインターフェースを買っちゃった場合でも、音声配信機能が考慮されているツールVAMco452113/XSplit 参考co1050862)あたりの方法で何とかなりそうではある。オーディオインターフェース勢には良い時代。」

関連ページ
UA-55でマイクエフェクト

posted by 水おいしいです^o^ at 2011年05月29日 | Comment(0) | 更新情報をチェックする
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