MOTU MicroBookでDSPミキサーで生放送

MOTU MicroBookでDSPミキサーで生放送

ニコ生セッション♪の登場でオーディオインターフェース需要が増えて、生放送用途でもオーディオI/Fを紹介しやすい時勢になってきました。
MOTU(マークオブザユニコーン)の製品、MOTU MicroBookの紹介です。
MOTUの中では、価格が手ごろで、すっきりしたデザインです。
結論から先に書いておくと、オーディオI/F初心者さんには勧めづらい製品かも知れませんが、使い込むほど便利機能が色々あって愛着の湧く機種です。アウトプットをインプットに持ってきたり、内臓ミキサーを使用できるルーティング機能が便利です。MicroBook内臓のDSPで入力や出力に対してイコライザやコンプレッサをかけることができます。超便利です。
モバイル用途に、と製品紹介されることも多いMicroBookですが、生放送用にもかなり便利です。

英語 製品公式ページ
http://www.motu.com/products/motuaudio/microbook

日本代理店ハイ・リゾリューション MicroBook製品公式ページ

サウンドハウス MOTU / MicroBook



MOTU_MicroBook12.5インチポータブルハードディスクみたいな外見

MOTU_MicroBook07
裏面 ライン入力は、標準・ステレオミニ端子は共用
アウトはステレオミニ・メインアウト・ヘッドフォンそれぞれに対して
独立したミキサーの適用や音量調節、DSPルーティング可能

MOTU MicroBookでミキサーを使う (マイク+BGM配信設定)

製品紹介で、「自由な入出力・自在なルーティングが可能です」等の表現がある製品は、自由なルーティング機能っぽいもので、ステレオミキサー状態のように放送することが、可能な製品である場合があります。
今回のMOTU MicroBookもルーティングが便利で色々できます。(マイク+BGMの基本設定のみ紹介しますが、マイク+ギター+ライン入力+BGM(PC音)等の配信設定も可能です。)

MOTU_MicroBook02 
マイクにしたり、ギターにしたり、ライン入力にしたり、
PC音にしたり、ミキサーにしたり、ラインアウトにしたり、
メインアウトにしたり、ヘッドフォンにしたり、といった感じに
録音デバイスのINの中身を設定できちゃいます


録音4チャネルですが、通常放送に認識されるのはLeftのみ、FME使用時でも2チャネルまでしか使えないため、Input1,Input2を Mix1(MicroBook内臓のミキサー1)に設定しました。

(設定方法は他にも色々あります。)

このInput設定が、録音デバイスの中身を設定できる、という感じです。

MOTU_MicroBook03 CueMix FXのMicroBook設定画面
【INPUTS】タブ
INPUTSは上のINとは違って、マイクやギター、ライン有力といった実際の端子ごとの設定ができます。

このあたりは、基本設定ですが、マイクのTRIMを上げます。

イコライザや、コンプレッサをマイクに対して(設定したい場合は)設定します。


MOTU_MicroBook04 【MIXERS】タブ
MIXER1(今回は、MIX1を一番初めのところで、Inputに割り当てているのでMIXER1)を設定します。

MIXER1で、マイクのミュートを外し、放送ではBGM(PC音)音量は抑えたいので、From Host 1-2の音量を下げます。

MOTU_MicroBook05 【OUTPUTS】タブ
通常は、マイクのモニタができた方が、放送しやすいと思いますが、
長時間配信の場合等で、自分の声を長時間聴くのは耳に悪いな、という場合は、
Phones1-2のSOURCEを【From Host】にすると、自分にはPC音だけが届きます。

通常はMix1の方がマイクを確認できて良いんじゃないかと思います。

設定を凝りたい場合には、色々設定できますが、とりあえずこれで、ステレオミキサー機能が無くても、MicroBook内蔵のDSPミキサーを使用して、マイクとBGMの放送ができます。
DSPを使用して、PC側には負荷をかけずにルーティングと、エフェクト(MicoroBookの場合はイコライザとコンプレッサ)が使用できます。

MOTU_MicroBook06 後は、ニコ生の音声機器か、
FMEのオーディオに【In1-4(MOTU MicroBook)】
を選択します。

1-4と表示されていますが、FMEではIn1,2(ステレオ)分しか使用できないみたいです。

デバイス情報


MOTU_MicroBook01 表示は録音・再生各1つずつ。


MOTU MicroBook

Out 1-2
In 1-4(4チャネル)




設定については、CueMix FXからほとんどの操作を行います。
メインアウト、ラインアウト、ヘッドフォン、それぞれに、何を出力するか選択でき、内臓ミキサーが5つ使用できます。内臓ミキサーのため、ケーブル要らずで配線が無くすっきりした環境での使用ができますが、オーディオケーブルを使用しても色々できます。

マイク音量が通常状態のままだと、小さ目な気がしますが、DSP側のイコライザとコンプレッサでマイク音量を上げることができます。
ギター端子に2本目のマイクを接続して、DSP側のイコライザとコンプレッサで音量を上げて無理やりマイク2本も同時使用も(生放送の用途くらいになら)可能です。
音量やミキサー設定を保存しておけるので、放送用プリセットを複数用意できるのは生放送用に実は便利かも。

MOTU_MicroBook_setup 録音デバイスのInの中身を自由に設定できます。

Mix1〜5は内臓のミキサー。

コンパクトな筐体なのに、ミキサー内臓なので配線しなくてもミキサーがあるのと同等のことができます。


ここをPhones Outに設定すると、ヘッドフォン出力が録音ソースになります。
生放送用の音量とヘッドフォン音量は別々に操作できた方が良いので、適当なMix放送用に設定したOutを設定するのが生放送には良いんじゃないかと思います。






MicroBookってニコ生用にはどうなの?

(´・ω・`)ケーブルなしで、ステミキできるオーディオインターフェースすごいです。」
(゚ω゚) 「ケーブルなしでルーティングできる関連のオーディオインターフェースは、割と高価なものが多いので借りづらいのと紹介しづらい。今回のMicroBookは一応安い方。」

(゚ω゚) 「んでもって、MicroBookは簡単操作ではあるけど、音量調節はPC画面上から設定しなきゃいけないし、生放送用にはお勧めしづらい。公式サイトが英語だったり、日本語情報が少ないので初心者さんにはお勧めできない感じの製品。でもルーティング便利。」
(゚ω゚) 「何が良いかは、用途や好みにによるんで、特におすすめしてはいないよ。でもコンパクトなのとDSPでエフェクトと、内臓ミキサールーティングで個人的には気に入ってる。MOTU MicroBookは他人にはすすめづらいんだけど、コンパクトで汎用性のあるオーディオI/F。ルーティングが好きな方にはオススメできそう。」


MicroBookでニコ生セッション1 ごく普通の設定

NETDUETTO βのオーディオ設定、【MOTU MicroBook ASIO】を選択します。
【マイクテスト】【再生テスト】で動作確認します。
マイクが動作すること、再生テストが音が出ることを確認し、セッションを始めます。
ステレオミキサーっぽい感じのルーティング設定にはしないことに、注意(相手にトークバックが発生します)。
ASIOのバッファサイズ設定は、CueMix FX→Device→Setupの右下のHost Buffer Multiplierで設定します。
デバイス設定で24Bit→16Bitに変更しておくと、音がプツらないような気がします。


MicroBookでニコ生セッション2 内臓ミキサールーティング

MicroBookのDSPルーティングと、4chのInputを利用して、セッションを便利っぽく。
MOTU_MicroBook21
マイクをIn3,4に設定。 聴いてる音(ヘッドフォンアウト)をIn1,2に設定。
ネットデュエットにはマイク音、ニコ生にはセッション中の音が届く設定。
ニコ生の音声機器に1-4と表示されていても、実際使われるのは(ニコ生モノラル配信の場合)In1なります(FMEだとIn1,2まで)。


MOTU_MicroBook22 上の設定に加えて、 MOTU MicroBook側のヘッドフォンのソースは、From Hostに設定して、機器のモニタはオフ状態に。

マイクのモニタは、NETDUETTO経由で行います。




放送の音声機器に、【Yamaha NETDUETTO Driver(WDM)】を使わずに、セッション中の音がニコ生配信に乗せられます。
【Yamaha NETDUETTO Driver(WDM)】を使わずに、音声機器をMOTU MicroBookに設定することで、何か利点はあるのかというと、棒読みちゃんを放送に入れたり(セッション相手には棒読みは聞かせずに)、ステレオミキサー機能はONのままセッション中でも、相手にトークバックを発生させずに、そのまま放送にセッションとステレオミキサー機能を適用できるあたりかと思われます(セッション時に棒読みちゃん等が必要なのか、多少疑問も残りますが)。

 

以上のブログ記事を書いたあとに、さらに使いこんでから追記(2011年5月くらい)

(´・ω・`) 「その後、MicroBookの調子はどうですか?」

(゚ω゚)すっごい便利。生放送用にも使いやすいし、普段使いにも良いし、端子がステレオミニで済む部分が多くて省スペースで使えるし、標準プラグの端子も使えるし、ラインアウト、メインアウト、ヘッドフォンアウト、デジタル出力それぞれの音量をそれぞれ調節できるし、出力それぞれのミキサーとルーティングを設定できるので、ラインアウトに接続したスピーカーからはPC音を出して、ヘッドフォンはPC音とマイク出して、ラインアウトはギター音だけ出力みたいなことができるし、とにかく超便利。キーボードやシンセサイザーをライン入力経由で繋いで生放送用途に使う等にも使いやすいよ。生放送などでマイク音量が足りないと思ったら、内蔵コンプレッサでものすごく音量を上げられるよ。MIDI端子が無いけど、最近のMIDI機器ってUSBのが多いから省スペース性を考えたらMIDI端子は無い方がスッキリするし、必要だったらMIDIインターフェースを別に用意すればいいし。慣れると病みつきになる使用感。」
(゚ω゚) 「低価格帯機種で、プロ用途じゃないアマチュアでオーディオを楽しむ機器としてはすごく便利。超便利。RorandのUA-55にもコンプレッサ搭載されているけれど、MOTUのコンプレッサの方が音量上げる感じの調節が楽しいコンプレッサで自分には使いやすかったです。」
(゚ω゚) 「低価格な分、上位機種と比べると機能限定されてる部分も有るけど、すっきりした外見と必要最低限の機能が揃ってるんで、これはこれでコンパクトにまとまっていて良い機種。ノブやディスプレイが無くて壊れにくそう。ツマミにガリが出たりする心配が無いのが嬉しいシンプル設計。」

(゚ω゚) 「生放送用途を考慮したオーディオI/FのTRI-CAPTURE(UA-33)がRolandから発売されたけど、個人的にはMicroBookの方が機能豊富(DSP,ルーティング,入出力端子など)でMicroBookのステレオミキサーっぽい機能の方がTRI-CAPTUREより便利で高機能。MicroBookは満足度高いよ。」

posted by 水おいしいです^o^ at 2011年01月15日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 更新情報をチェックする
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