XPでステレオミキサーが有るけど、USBマイクで困っている場合は別ページ。
マイク+BGMやSkype音の放送をする際に、XPで何故かステレオミキサー機能が無いか、マイクミュートがどうしても解除できない場合は、アマミキの他に『ステレオミキサー機能のある仮想サウンドカード』が必要になります(何故かステレオミキサー機能の有るサウンドカードが余分に有る場合にはそれを利用でもOKです)。事前準備と設定が面倒で、パソコン初心者さんにはかなり設定が大変かと思います。
「よくわかりませんが、うちのパソコンはXPだし、ステレオミキサー入ってないと思います。」
「『よくわからないけどステレオミキサー無い』、って言っちゃう人のパソコンには普通にステミキ有ることが多いよ。この方法だと面倒だし低スペックだとPC動作が重くなるしで大変だから、まず先に普通のステレオミキサーの設定方法から試したほうがいいよ。ちなみにこのページの設定例の画像に使ってるRealtekは普通にステレオミキサー機能が有るものだったから、アマミキ!や仮想サウンドカードを使わずに放送した方が簡単だったりするよ。」
このページの設定例についてのイメージ図
手順
1. 仮想サウンドカードをインストール、WindowsXPのオーディオの再生設定をする。
2. アマミキ!をダウンロード、アマミキ!を起動して設定をする。
3. 放送する。放送ツールの設定で音声機器を設定する。
今回は再生側に設定する仮想サウンドカードに、ルーティング用の付属ソフトが有る『TiVSound』を使用します。『TiVSound』の場合は『アマミキ!』を起動していない時にもPC音を確認できます。
ダウンロード http://homepage2.nifty.com/t_ishii/vs/index.html
1. TiVSoundのインストール
「ハードウェアの追加」が見つからない場合は、【スタートメニュー】→【プログラム名を指定して実行】→「hdwwiz.cpl」と入力してOKを押します。
2. TiVSoundの初回設定・TiVSServiceの開始
TiVSoundの設定について
TiVSound関連の設定が終わってから次に進みます。
「このTiVSoundって何なんですか?突然すぎてよくわかりません。」
「TiVSoundは公式ページに有る通り、XPにステレオミキサー機能を追加するソフトだよ。」
「でもTiVSoundだけだと、PC音の録音に使えるだけで、マイクを同時に録音できないから、マイク+BGMで放送するためには『アマミキ!』も用意するよ。」
ここの設定は大事なので上でも書いていますが、もう一度確認。
Windowsのオーディオの再生設定 ここはXPページ。Vista/7はこちら。
画像例ではTiV付属の既定オーディオデバイス設定を使用していますが、XPのオーディオ設定でもOK。
『再生』側が重要。録音は生放送にはあまり関係がないです。
とりあえず再生も録音もTiVSoundに設定でOKです。
ここの設定を変更するときは、『音が出る系のソフトを全て終了してから』
(じゃないと起動したままのソフトには設定の変更が反映されません)。
ブラウザで動画音声を再生してたらブラウザも終了します。
ここの『Windowsのオーディオの再生設定』が超重要です。
【OK】を押して、変更が完了してから、音楽プレーヤー、棒読みちゃん、ブラウザ等を起動します。
FME(Flash Media Live Encorder・高画質配信ツール)を使用する場合は、2つ目の仮想サウンドカードは不要です。
通常配信(かんたん配信)の場合は2つめの仮想サウンドカードが必要です。
無料で試用できる仮想サウンドカード例(他にもあります)
仮想サウンドカードの名前 | Avnex Virtual Audio Device | Ws_AudioDevice_383 | VADplus |
---|---|---|---|
概要 | ボイスチェンジャーソフトの体験版に付属 | 録音ソフトの体験版に付属 | ドライバ単体 |
インストールについて | インストール簡単 | インストール簡単 | インストール手動 |
備考 | よくわからない場合にはAvnexVADがとりあえず簡単です。 ただしドライバアンインストールはタスクマネージャーから手動で行う形になります。 | AvnexVADよりダウンロードサイズが小さく済みます。 アンインストールしたくなった時も録音ソフト本体をアンインストールするだけなので簡単です。 | XPの場合は48kHzでサンプリングした音を流してあげないと、音程が変になったりします。 |
仮想サウンド関連のインストールと設定が終わってから、アマミキ!のダウンロード・インストール・設定をします。
ダウンロード http://amamaman.web.infoseek.co.jp/
「live_setup数字.exe」を実行してインストールします。
インストールが完了してから、アマミキ!を起動します。
アマミキ設定
仮想のサウンドカードのステレオミキサーと、普通のサウンドカードのマイクを使用する設定にします。
FME(高画質配信ツール)を使用する場合は、配信デバイス設定不要です。
FMEを使用しない場合には、アマミキの配信デバイスを設定します。
配信デバイス欄で仮想サウンドカードを選択します。
ライブ機能を使ってFlash Media Live Encorder(高画質・高音質配信ソフト)で配信
配信ソフトがFMEの場合、AudioのDevice欄で
「AmaRec Audio Capture」を選択して配信を開始します。
注.自分の放送画面の音量はミュートにします。
かんたん配信の放送ツールで放送する場合は、ニコ生の設定で音声機器の設定します。
ニコ生の配信ツールの音声機器に
『仮想サウンドカード』の機器を選択して放送します。
注.自分の放送画面の音量はミュートにします。
「まずはテスト枠で放送して動作確認、音量調節、自分でもタイムシフトを利用して確認してみると良いかも。これで設定は大体完了!」
「ニコ生の放送ツールの音質設定を『音質重視』にしてるのにゴミみたいな音質の時は、なぜか音質設定が反映されてないから、一度『映像重視』側にしてから、『音質重視』側にしてみると良いらしいお。」
Skypeの設定
Skypeの通話相手に『BGM+マイクの音声』を送りたい場合には
Skypeのマイクを『仮想サウンドカード』に設定します。
音声プチプチについて アマミキ! FAQ 参照
http://amalabo.blog35.fc2.com/blog-entry-143.html
> 高度な設定の「プライオリティ」で「高い」を選択してアマミキ!の優先度を上げてみてください(バージョン1.01からはデフォルトで「高い」になりました)。
> 高度な設定のアロケーターサイズを40から50,60,70,80と10ずつ上げて様子を見てください。
まだベータ版なので今後、他にも対策が見つかるかもしれません。
プチプチする人は変更してもプチプチするみたいだし、ならない人は本当に気にならない程度なのでパソコンのスペックや環境に依るのかもしれません。
バージョンアップで改善、という場合もありますので、公式ページで最新バージョンを確認しましょう。
「一応BGMとマイクが放送できるようになりました。でも実はよくわかりません。」
「WindowsXPのオーディオ設定の既定の再生デバイスを仮想(TiVSound)にするあたりが、初心者さんにはわかりづらいと思う。でもTiVなら付属ソフトで音が出るようにもできるし、まだわかりやすいと思うよ。多少遅延も有るから気になる人にはいまいちかも。Vistaや7ならアマミキ!で便利なAmaRec Coreを使えるんだけど、ステレオミキサーの無い場合のXPだとTiVSound等が必要になるから、慣れるまで大変かも。XPなのにステミキが無い場合はマジ大変。」
関連ページ
アマミキ!Vista/Windows7
アマミキXP(ステレオミキサーは有るけどUSB機器などの場合)