「FME(Flash Media Live Encorder)を使うならVAMが便利だよ。WindowsXPなら普通はステレオミキサー有るのが殆どなんだけど、何故かステレオミキサー機能が無い場合や、USBマイクの時にVAMは便利だよ。XPじゃなくてVistaやWin7ならVAMは更に便利なんだけど、今回はXPの解説だよ。」
「FMEを使うのでVAMが便利なのかなと思います。でも、使い方がわかりません。」
「使い方は、VAMで使用したい音源(マイクとBGMのサウンドカード)を選ぶだけ。 詳しくは公式マニュアルとreadmeファイルが詳しいよ。VAMのVerUPでここの内容が古くなったらVAM公式を参照。」
XPでTiVSoundとVAM使用 イメージ図
WindowsXPで、TiVSoundとVirtual Audio Mixer(VAM)でマイク+BGMの放送をする。
- 用意するもの1・仮想サウンドカード『TiVSound』(http://homepage2.nifty.com/t_ishii/vs/index.html)
- 用意するもの2・『Virtual Audio Mixer(VAM)』(http://vam.cavelis.net/)
- 用意するもの3・FME(Flash Media Live Encorder)
「ニコニコ生放送の配信者さんは、『文字の解説は苦手です>< 動画での解説ならOK』な人が多そうだから、動画にしました。動画は4つあるよ。」
まず仮想サウンドカードの『TiVSound』をインストール。設定します。
1.TiVSoundのインストール
「ハードウェアの追加」が見つからない場合は、【スタートメニュー】→【プログラム名を指定して実行】→「hdwwiz.cpl」と入力してOKを押します。
2.TiVSoundの初回設定・TiVSServiceの開始
3.Virtual Audio Mixerのインストール
インストールについてはVAM同梱のreadmeファイルが詳しいです。
4.FMEでVirtual Audio Mixerを使う。初回設定。
『TiVSound』の設定がすべて完了していることが前提です。
BGMが放送に入らない場合は『TiVSound』の設定確認と、音楽プレーヤーや音が鳴るソフトの再起動をします。
「動画だと短くて簡単そうですが、早すぎてわかりません。」
「動画が早い場合は、動画を一時停止しながら確認すると良いかも。」
FMEの設定
AudioのDevice欄に『Virtual Audio Mixer』を選択します。
右の工具アイコンクリックで『Virtual Audio Mixer』の設定画面が開きます。
放送する。
「FMEの音声のところで『Virtual Audio Mixer』を選択して、VAMの設定でマイクとBGMで使うデバイスを選択して、FMEで放送するだけ。」FMEの録画機能を使うか、テスト枠をとって放送して、音量調節等をします。ニコ生のタイムシフト機能を利用すると便利です。
音量設定画面を放送に映しながらだと、あとでタイムシフトを見たときに、どの設定の時の音量が最適だったかが確認しやすいかもしれません。
ステレオミキサーを使っていて、音がエコーしたりループしたりハウリングする場合は、自分の放送の音量をミュート(消音)にします。
「FMEでVAMを使って放送できました。」
「FMEを使うならVAMで簡単だよ。TiVSoundだけだと、BGMは放送できるけどマイクが入らなくて困ってたという場合には、VAMが便利。」
「FMEを使わずに、何か別のソフト(VLCやGraphStudio等)からVAMを呼び出して、更に別の仮想サウンドカードと組み合わせるとFME以外の配信方法に使えたりするけれど、そこまでやると面倒だから説明は省略。FMEでVAM使うのが簡単。」
「ニコ動だとバージョンアップで変更が有った時に、内容を差し替えるのがしづらいんで、あげるとしたら有る程度時期を待ってからかな。でもXPのは時期を待つほど需要が少なくなりそう。」
「WindowsXPのサポート提供期間は2014年までらしいです。」