「わこつー。」
「初見です。この読み上げはどうやってるのですか?」
「みくみくだお。これは『初音ミクのロボ声』を使ってるんだお。」
「ありがとうございます。調べてみます。」
「調べてみましたが、使い方がわかりません。???。」
「でも、読み上げにミクを使いたいのです。何とかなりませんか?。」
「いや、『初音ミクのロボ声』がSAPI5対応なので、読み上げソフトで読ませるだけだよ。」
初音ミクに読み上げて貰いたい・製品版を用意する。
「まず、『VOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ01 初音ミク HATSUNE MIKU(Amazonリンク)』が必要だよ。」
「えっ、お金がかかるのですか?」
「それは当然、初音ミク製品版を使わないとミクの声にならないよ。製品版を利用しないと権利関係がまずいことになるから、製品版を購入してVSTi部分を利用するよ。」
「無料がいいなら、『棒読みちゃん』等に普通の読み上げ音声が入ってるから、棒読みちゃんの女性1,男性1とか普通の声で我慢するよ。ミク声が使いたいなら、ミク製品版を買って用意するよ。」
VOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ01 初音ミク HATSUNE MIKU
- 出版社/メーカー: クリプトン・フューチャー・メディア
- メディア: CD-ROM
←とにかくこれが必要です。
「読み上げだけに買うのは高いです、が、この際ボーカロイド楽曲も作ったり、同人CDを作ったり、果てはカラオケ配信、有料楽曲配信まで頑張ってみようと思います。元は取り返します。」
「若いって良いよね。」
「初音ミク製品版のインストールが終わりました。」
「初音ミク製品版のVSTiのインストールが終わったら次に進むよ。普通にインストールしてたら、VSTiのインストールもされてるよ。」
初音ミクのロボ声を用意する。
「というわけで、ミク製品版は準備しました!。」
「じゃあ、次は『初音ミクのロボ声』をダウンロードするよ。」
「あとは『初音ミクのロボ声』に同梱のreadme.txtが詳しいよ。同梱のreadme.txtと内容が かぶるけど説明を続けるよ。わからなくなったら、とにかくreadme.txtを読むと良いよ。」
MeCabを用意する。
動作に必要なもの
- mecab-win32
http://mecab.sourceforge.net/ から、mecab-0.98.exeをインストールしてください。
MeCabのDLL(libmecab.dll)へのパスを通してください。
パスを通すとは、環境変数PATHにlibmecab.dllの場所を追加する(正攻法)
libmecab.dllを本ツールの場所にコピーする(簡単)
libmecab.dllをWindow\System32などにコピーする(邪道?)
などなど・・・です。
「えっ、字が多くてわかりません。」
「書いてある通りだよ。」
「あれっ、MeCabがダウンロードできると思ったら、別のサイトに飛ばされました。」
「とりあえず、リンク先のページでやっとダウンロード。」
MeCabをインストールする。
「ダウンロードしたMeCabを、普通にインストールするだけ。」
7の次は↓に続きます。
9の次は↓に続きます。
普通にインストール完了するだけ。
「MeCabのインストールが終わりました。」
「MeCabのインストールが完了したら、次に進むよ。」
MeCabのDLL(libmecab.dll)へのパスを通す。
MeCabのDLL(libmecab.dll)へのパスを通してください。
パスを通すとは、
1、環境変数PATHにlibmecab.dllの場所を追加する(正攻法)
2、libmecab.dllを本ツールの場所にコピーする(簡単)
3、libmecab.dllをWindow\System32などにコピーする(邪道?)
などなど・・・です。
「パスを通す???日本語でお願いします。」
「この場合は、『初音ミクのロボ声』ツールが、MeCabのDLL(libmecab.dll)を使えるようにすることだよ。1はMeCabのDLL(libmecab.dll)の場所を住民票に登録するみたいな感じだよ。2はMeCabのDLL(libmecab.dll)に同居して一緒に住んで貰う感じだよ。3はMeCabのDLL(libmecab.dll)は市役所に住んでもらう感じだよ。」
「どの方法でも良いけれど、今回みたいに『初音ミクのロボ声』ツールでMeCabを使うだけなら、【2、libmecab.dllを本ツールの場所にコピーする(簡単)】でいいよ。」
「ファイルをひとつコピーするだけなら何とかなりそうです。」
「libmecab.dllが見つかりません。」
「Program FilesのMeCabの【bin】フォルダに有るよ。」
「libmecab.dllを『初音ミクのロボ声』ツールのフォルダに、コピーしました。」
「libmecab.dllを『初音ミクのロボ声』ツールのフォルダに、コピーしたら、次に進むよ。」
ちょっと試してみる。
「先が見えないので疲れてきました。ミクはどこですか、海は死にますか 山は死にますか 風はどうですか 空もそうですか おしえてください。」
「何か疲れてるみたいだから、早速ミクのロボ声を試してみるよ。」
「『初音ミクのロボ声』フォルダの中の、test.batをダブルクリックするよ!」
test.bat
test.bat ミクが読み上げてくれるテスト。
「ロボミクが喋りました!」
「あと少しだから、頑張るよ。後はSAPI5用のTTSエンジンをインストールするよ。」
SAPI5用のTTSエンジンをインストールする。
・インストール方法
解凍したものをすべて任意のフォルダーにまとめて置いてください。
SAPI5用のTTSエンジンをインストールする場合には、install.batを実行してください。
次に、setup.exeを実行し、しゃべらせるボカロのTTSエンジンを登録してください。
・セットアップ
SAPI5用のTTSエンジンを使用するためには、TTS音声をセットアップする必要があります。
setup.exeを実行してください。
追加ボタンを押して、歌手を選択、名称を入力してOKを押せば、TTS音声を追加できます。
名称には、他のTTSエンジンで使用している文字列は指定しないでください。
ユーザー辞書は、英語版ボカロに日本語を喋らせる場合には必須です。
詳細は、ユーザー辞書の項目を参照ください。
TTSエンジンをインストール後に、フォルダを移動させないでください。
「よくわかりませんが、書いてある通りに、install.batを実行します。」
「TTSエンジンをインストール後に、フォルダを移動させないでください、とのこと。フォルダを移動したくなった場合には【setup.exe】を実行して、TTS音声を全て削除してから、【uninstall.bat】を実行するよ。それからフォルダを移動して、また再インストールだよ。」
install.batを実行
何かキーを押します。
「よくわかりませんが、何かキーを押したら自動でウィンドウが閉じました。」
「次はTTS音声のセットアップをするよ。」
setup.exeを実行
追加ボタンを押して、歌手を選択、名称を入力してOKを押せば、TTS音声を追加できます。
「辞書ってどうすれば良いのですか?」
「ユーザー辞書は、英語版ボカロに日本語を喋らせる場合には必須だよ。Mikuは日本語ボカロだからこのままでOK。ミクのロボ声用MeCabユーザー辞書というのもあるよ。」
「で、これでセットアップは終わりだよ。」
「えっ、ミクはどこですか?」
「ミクは引数で文章を指定できるEXEと、SAPI5 TTSエンジンの2種類が『初音ミクのロボ声だよ』」
「引数で文章を指定できるEXEのミクは、test.batで試したものだよ。これはこれで色々できて便利だよ。」
「SAPI5 TTSエンジンのミクは、とりあえず、棒読みちゃんを起動して使うよ。」
棒読みちゃんにMiku追加。
「Miku!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「よかったね。」
「readme.txtによると、普通はここで出来るはずなんだけど…一部の人はまだ続くよ。」
エラー。
「喋らせようとするとエラーが出ます。」
「これでできる、と思ったらエラーだよ。エラーが出ちゃう場合は、次に続くよ。」
エラー?
(Windows7 64Bit。初音ミクのロボ声0.14で動作確認しています。)
「どうも、install.batがあやしいので、メモ帳で開いて、『regsvr32 /s "%CD%¥vocaloidtts.dll"』を『regsvr32 "%CD%¥vocaloidtts.dll"』(/sを消す)に書き換えてエラーメッセージ確認できるようにするよ。」
install.batを書き換えてエラーを確認。
「で、install.batを実行したらやっぱりここがエラーっぽいよ。」
「とりあえず、(install.batを右クリックして『管理者として実行』してもエラーがでるので)、『コマンドプロンプト』を『管理者として実行』して、
『regsvr32 D:¥フォルダの場所(人それぞれ)¥vocaloidtts014¥vocaloidtts.dll』とでも打って(誤字注意)、エンターを押すよ。」
コマンドプロンプト。「アクセサリ」フォルダからでもOK。
『regsvr32 D:¥フォルダの場所(人それぞれ)¥vocaloidtts014¥vocaloidtts.dll』(誤字注意)
「成功って出ました。やっとミク??????」
「棒読みちゃんを起動して、Mikuを選択するよ!!!!!!」
「Miku!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!今度はちゃんと喋ってます。」
「よかったね。」
追記 何かもっと簡単な方法が有る気もしますが、とりあえずこれで使えたので、こういう方法もあるよ程度に。
- サンプル音声 - 東方永雀峰収録 ねこ巫女れいむ 歌詞冒頭だけを読み上げ。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
ねこ巫女れいむ 作詞:ひくら氏
ねこ巫女れいむ 愛してる ねこ巫女れいむ 何してる
ねこ巫女れいむ 酒乱ゆらり ねこ巫女れいむ むろんふらり
ねこ巫女れいむ 愛してる ねこ巫女れいむ 何してる
ねこ巫女れいむ 面白いわ ねこ巫女れいむ 花も咲いた
ああ どうして 気持ちがいいの?
- サンプル音声 - 読み上げだから歌詞じゃなくて読ませる。(速度固定)
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
神話と地球物理学 寺田寅彦
われわれのように地球物理学関係の研究に従事しているものが国々の神話などを読む場合に一番気のつくことは、それらの説話の中にその国々の気候風土の特徴が濃厚に印銘(いんめい)されており浸潤していることである。たとえばスカンディナヴィアの神話の中には、温暖な国の住民には到底思いつかれそうもないような、驚くべき氷や雪の現象、あるいはそれを人格化し象徴化したと思われるような描写が織り込まれているのである。
「日本語だけ?数字とか英語は読まないのですか?」
「ユーザー辞書を編集すると良いよ。」
「『愛してる』を「いとしてる」って読み上げました。」
「ユーザー辞書を編集すると良いよ。棒読みちゃんなら、教育コマンドも使えるよ。エコー)みたいなコマンドも使えるよ。」
「エラーがor読まないですorわかりません。」
「わかりません。『初音ミクのロボ声』作者様には迷惑をかけないようにね。とにかく各自で頑張って。」
今回の冒頭の素敵なミクアイコンは『ユメノオワリ』様のアイコン素材を利用させて頂きました。
http://plaza.rakuten.co.jp/dominna/
今回に限らずですが、ページの画像が多い場合などで、たまに画像が表示されません。
解説画像が表示されない場合は、ページを再読み込みしてみてください。
「VOCALOIDをたのしもう Vol.4には、新ボカロ「miki・ユキ・キヨテル」体験版3本+ミク&ルカの体験版が同梱されてるよ。」