VSTを使うと、何かできるの?って人向きの内容です。
VSTプラグインを使うと色々できます。
生放送に使えそうなものを紹介します。
とりあえず、需要がありそうなノイズ除去のフィルタの動画。
仮想ステミキ使用時のノイズ対策をしてみる
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11662435
猿ちぃ++で複数のVSTプラグインを同時に使用したい場合や、プラグインの設定を保存したい場合には、
「EffectChainer, MultifxVST」等のプラグインチェイナーが必要です。複数のVSTプラグインを使いたい場合や、「猿ちぃ++」では物足りなくなった場合には「VSTHost」を「猿ちぃ++」の代わりに導入すると良いかもです。(簡単なVSTプラグインのみ利用の場合は「猿ちぃ++」のままで十分です。)
Filterizer
http://old.analogindustries.com/mt/software.htmlシンプルで操作が簡単なフィルタ、Filterizer。
とりあえずノイズ抑制のために、簡単なフィルタを使いたい場合に良いかも。フリー。
Filterizerだと、音が小さくなってしまうよ(´・ω・`)って場合には、次に紹介するCyanide 2.0の方が良いかもです。
猿ちぃ++の利用者さんはUSBマイクの場合が多いため、
需要が有るのか疑わしい気もしますが、
ニコ生を見ているとフィルタの需要が有りそうなので紹介します。
背景サー音はフィルタよりも、サウンドカードでのマイク録音レベルを下げて、なおかつマイクの入力レベルは上げる必要があります。これをなんとかしてくれるのがマイクロホンアンプ AT-MA2です。お金に余裕が有れば買うのが早いです(参考ページAT-MA2でノイズ対策)。
マイクノイズ改善には、サウンドカード買い換えや、オーディオI/F導入、マイク買い換えも良いです。
既に仮想ステミキを利用している場合には、マイク用の「猿ちぃ++」にVSTプラグインを読み込むだけでノイズ改善ができるので便利かも。
Cyanide 2.0
http://bram.smartelectronix.com/plugins.php?id=3猿ちぃ++単体で使うときに嬉しい、アンプ付きのフィルタ(Shaper)。
Filterizerだと、音が小さくなってしまうよ(´・ω・`)って場合にはこちらをどうぞ。(でも猿ちぃ++単体だと設定が保存できないので、これまたいまいちな気もします。)
HyperFilter - Steep Slope High-Cut Filter
http://www.rocksonics.com/FreePlugs.htmHigh-Cutフィルターです。「HyperFilter.dll」を読み込むだけです。
設定画面無は無いです。簡単です。(本当は設定画面有りますが、猿ちぃ++では表示されないタイプです。)
Filterizerの設定がわからない・面倒な場合はこちらでも良いかも。
ブーン音等は残りますが、背景のサー音がとにかく消えます。
Dual Linkwitz-Riley Filters
http://www.savioursofsoul.de/Christian/vst-plugins/effect-plugins/eqs-filter/#DualLRHighCut,LowCutが出来て、どの域帯をカットしているのか視覚的に把握出来るため、
解りやすいフィルタです。リンク先にあるBugpass Liteというフィルタでも良いかも。
LinkFilter
http://www.kvraudio.com/forum/viewtopic.php?t=37290リンク先の「LinkFilter - side chain filter」からダウンロード。
特に特徴がないフィルタです、小型で使い易いかも。
AMT-1
http://bserrano.free.fr/FX_AMT-1.html割と簡単操作で使いやすいフィルタAMT-1。
簡単なノイズ軽減に使えるかも。フリー。
(LP, HP, BP, Notch, Bypass)のフィルタが使えます。
LP ローパス 低音の音をよく通し、高域の音を遮断するフィルタ。
HP ハイパス 高域の音をよく通し、中低域の音を遮断するフィルタ。
BP バンドパス 特定域をよく通し、特定域以外の音を遮断するフィルタ。
Notch ノッチ 特定域の音を遮断し、特定域以外の音をよく通すフィルタ。
フィルタは無駄に使うとマイクの音がこもってしまったり、
かえってノイズっぽくなったりするのでほどほどに。
AMT-1はよくわからなくても、直感的に設定できる感じの操作画面になっています。
猿ちぃ++単独でVSTを読み込んでいて、AMT-1が使用できなくなった場合は、AMT-1のセーブデータをフォルダごと消すと良いみたいです。
このため、猿ちぃ++だけでVSTを利用する場合は、FilterizerやHyperFilter等の方が利用しやすいです。
Noise Reduction
http://www.savioursofsoul.de/Christian/vst-plugins/effect-plugins/#NoiseReductionノイズ抑制に凄く効果があります。声にまで不自然な効果がかかりやすく、生放送の音声用には向かないですが、凄く効果があるので紹介します。
FreeG - Free Gain for everyone!
http://www.sonalksis.com/index.php?section_id=99音量調節などに。上げる、下げるの調節が出来ます。
DX Reverb Light
http://www.anwida.com/product.asp?pid=7リバーブ(残響・ホール効果)をかけるだけ。簡単です。
KR-Reverb FS
http://www.kresearch.com/download_freeseries.htmlこれもDX Reverb Light同様に設定が簡単な、リバーブのプラグインです。
REVERBERING
http://www.nusofting.liqihsynth.com/download.html設定できる項目が少ないですが、猿ちぃだけでプリセットを読み込める簡単なリバーブです。
デフォルトの表示がいまいちな気がします、下の方でSkinを選択できます。
Reverberate
http://www.liquidsonics.com/software_reverberate.htmインターフェースデザインが白でさわやかです。
リバーブ等。凝った効果は処理が重いかも。
キターVU ver.2
http://www.geocities.jp/aw_vst/index.html#kitaVolume Unitメーター
キター(゚∀゚)の他に、(`・ω・´)シャキーンと(´・ω・`)ショボーンもあります。
KarmaFX Equalizer
http://karmafx.net/#a1バンド数多すぎイコライザ。KarmaFX Equalizer
分割できるバンド数が31バンドもあります。
31バンドをLow (20Hz-1kHz), Mid (1-5kHz), High (5-20kHz) の特定の帯域だけに振り分けて、より細かなEQをすることも可能です。
Filter, Deelay, Equalizer, RevervのセットでDLできます。
ReaEQ
http://www.reaper.fm/reaplugs/ReaPlugsというパッケージに同梱のイコライザ。
ReaPlugsのプラグインは基本的にGainが設定できるため、
猿ちぃ++の音量の関係でVSTを使っていない人には便利かも。
設定が数値で見えるので便利です。
TAL-USE(Ultra Simple Eq)
http://kunz.corrupt.ch/?Products:VST_TAL-USEシンプルで見た目が格好いいイコライザ。
H2O
http://bram.smartelectronix.com/plugins.php?id=10シンプルで使いやすいコンプレッサ。
TBK3 - Über Compressor
http://www.sonalksis.com/index.php?section_id=1041ノブコンプレッサ。シンプルなコンプレッサは少ない気がします。
s(M)exoscope
http://bram.smartelectronix.com/plugins.php?id=4オシロスコープ。見るだけですが、見た目が綺麗です。
Stereo Tools
http://www.kellyindustries.com/stereo_tools.htmlLまたはRチャンネルのみしか音が出ない場合に、
MONOのボタンを押すだけでステレオ出力になります。
他にもL5をC(Center)にしたり、LRを入れ替えたりできます。
Stereo Touch
http://www.voxengo.com/downloads/?highlight=stereotouch左からしか音が出ていないときに、右にも音をルーティングできます。
DTM放送でチャンネル別の音が、視聴者に伝わらないときに使用されているのを見掛けます。
Stereo Enhancer
http://www.olilarkin.co.uk/index.php?p=freeplugins#seステレオ効果。
RS Exact Delay
http://www.roughsurface.com/index.php?id=45&L=0ディレイ。設定幅が狭い気がします。
MB Spaceman Free VST
http://www.kaosaudio.com/mb-spaceman-free-vst/入力音声をトランシーバ風にしてしまう。
使えそうですが、要するにノイズなので放送には向かないです。
mda VSTプラグイン・パック (free)
http://mda.smartelectronix.com/effects.htmVSTプラグインセット ,放送で使えるかは疑問ですが、数が多いので紹介。
猿ちぃ++だとVST設定が出ないタイプです。
Bandisto - Multi-band distortion
BeatBox - Drum replacer
Combo - Amp & speaker simulator
De-ess - High frequency dynamics processor
Degrade - Sample quality reduction
Delay - Simple stereo delay with feedback tone control
Detune - Simple up/down pitch shifting thickener
Dither - Range of dither types including noise shaping
DubDelay - Delay with feedback saturation and time/pitch modulation
Dynamics - Compressor / Limiter / Gate
Envelope - Envelope follower / VCA
Image - Stereo image adjustment and M-S matrix
Leslie - Rotary speaker simulator
Limiter - Opto-electronic style limiter
Loudness - Equal loudness contours for bass EQ and mix correction
Multiband - Multi-band compressor with M-S processing modes
Overdrive - Soft distortion
Re-Psycho! - Drum loop pitch changer
RezFilter - Resonant filter with LFO and envelope follower
Round Panner - 3D panner
Shepard - Continuously rising/falling tone generator
Splitter - Frequency / level crossover for setting up dynamic processing
Stereo Simulator - Haas delay and comb filtering
Sub-Bass Synthesizer - Several low frequency enhancement methods
Talkbox - High resolution vocoder
TestTone - Signal generator with pink and white noise, impulses and sweeps
Thru-Zero Flanger - Classic tape-flanging simulation
Tracker - Pitch tracking oscillator, or pitch tracking EQ
Vocoder - Switchable 8 or 16 band vocoder
VocInput - Pitch tracking oscillator for generating vocoder carrier input
フリーのVSTプラグインはドネーションウェア(寄付歓迎)の物が多いです。
プラグイン作者様のやる気や、HP管理の手間費などに関係しているので、余裕が有ればリンク先のそういった記載も読んでみてください。