EDIROL USB Audio Interface UA-1Gでステミキ放送したい!
マイクのノイズを無くして綺麗な音で放送できるらしいから、 オーディオインターフェースを使って放送しようと思うけど、 UA4-FXは高すぎるよ、エフェクター部分は要らないから、もう少し安いオーディオI/F無いの?って場合向きです。 ASIO(アジオ)にも対応しています。 ステレオミニのヘッドホンとマイクがそのまま使えます。RCAのライン入力・出力も使えて、6.3mm標準プラグの機器も接続できる汎用性の高い製品です。 |
UA-1G自体はステレオミキサー機能が無いため、マイク+PCの音を配信するには、
疑似ステミキ的な配線(PCのイヤホン端子と、I/FのINPUTを繋げる配線)をします。
UA-1Gの裏のスイッチ、Rec Source を「アナログ」にします。
再生は「オンボードのサウンドカード(リアルテックなど、元からあったスピーカー)」を右クリックして「既定の再生デバイス」にします。
再生をUA-1Gにしてしまう場合が多いので注意。
録音は「UA-1G」に設定します。
スカイプの設定は「スピーカーをI/Fじゃない方」に設定します。
スカイプのスピーカがI/Fになっていると、放送にスカイプが入りません。
I/Fじゃない方に設定することにご注意下さい。
自分の放送を自分で聴いてしまうと音がエコーしてしまうため、
自分の放送の音量はミュートにします。
ニコ生の設定で、音声機器を「UA-1G」に設定します。
少しずつ書きます。と書いて放置気味です。すみません。
UA-1G特徴
・USBなのでノートPCでも使える。
・XP/Vista/Windows7/Mac対応。
・レベルメータは無いが、ピークインジケータで音割れしてないか位は確認できる。
・UA-1Gの音量調節つまみは、それぞれではなく、全体音量の調節になります。
・上記の設定例でSkype通話をする場合、通話相手にBGMが届きますが、通話相手にトークバック(通話相手に通話相手の声が戻る)が発生します。(Skype用別マイクを用意するなどでトークバック回避は出来ますが、通話相手にはトークバックを我慢してもらうのが現実的かと思います。)
3.5mmと6.3mmの端子は同時に録音に使えるの?→使えます
GUITAR/MIC端子(6.3mm)とMIC端子(3.5mm)の両方から同時にアナログの音声を入力することができます。
ミニプラグにマイクを用意して、もう一方はギターを使用、というUA-1Gを使用した放送も見掛けます。
ギターとマイク同時に、といった用途には、UA-4FXよりもUA-1Gの方が向いています。
INPUTが足りなくなったらミキサー
UA-1Gでマイク+パソコン音(BGM・Skype・棒読みちゃん)+ギター+電子ピアノやその他諸々など多数の入力が必要な場合(入力端子が足りない場合)には、ミキサーなどと組み合わせると便利です。UA-1Gのライン入力(INPUT)にミキサーの出力を繋ぎます。
自分のマイクを聞きたくない場合
自分のマイクを聞かずにマイク+BGM放送ができる設定も有りますが、モニタOFFのため、他に楽器なども繋ぎたい場合には向かないです。長時間に渡って、自分のマイクの音を放送中聞かなければいけないのは耳に悪いな、という場合には使える設定です。裏のスイッチはINPUT MONITORをAUTO(モニタOFF)にします。
UA-1GのRCA(赤白のところ)のINとOUTをオーディオケーブルで接続します。
Windowsの再生はUA-1Gを既定のデバイスにします。
放送の音声機器をUA-1Gにします。
付属ソフトの、「Audio Creator LE」を使って、マイクエフェクトをかける
Audio Creator LEは放送用のソフトではなく、録音・Waveファイル編集用ソフトのため、放送用には使い勝手が悪い気がします(ユーザー登録が必要ですし)。他の、VSTホスト系ソフトで代用した方が簡単かもしれません。ソフトウェアでエフェクトする方法の場合は、PC負荷が多少かかるため、素直にUA-4FXあたりに機器を変更するか、いっそのことX-Fi GO!等の機器のマイクエフェクトの方が手軽で良いんじゃないかと思います。
あと、UA-1G以外の『ライン入力』が必要です。
エフェクトを使いたい場合の接続例
他にも接続方法や、設定例があると思いますが、とりあえずこの方法が簡単かなと思います。
ノートパソコンの場合にはライン入力が無いためショボーン(´・ω・`) 、マイク端子がライン入力を兼ねている機器もあるらしいですが、違う場合にはマイク端子に接続してもL(左)のみのモノラルになってしまったり、いまいちな音になってしまったりします。
他にも色々試し中ですが、良さそうな気がしてもループバックしてハウリングしてしまったりしてます><
設定方法
UA-1Gの裏のINPUT MONITORをON(モニタON)にします。(機器側のモニタと、Audio Creator LEのモニタと2重になりますが、この方が話しやすく使いやすいため。またリバーブ成分に遅延も含まれるので2重にしていても遅延自体は問題にはならない。リバーブ成分の設定次第。)
UA-1GのRCA端子のOUTPUTとパソコンのライン入力をオーディオケーブルで接続します。
Windowsの再生はUA-1Gを既定のデバイスにします。
放送の音声機器は【ライン入力(Realtek等パソコン側のライン入力)】に設定します。
Audio Creator LE設定
Audio Creator LEのデバイス設定をUA-1Gにします。
折角なので、ASIO経由にしていますが、WDMでもMMEでもOK。 |
Audio Creator LEにはデフォルトでリバーブが用意されていないため(もしかしたら自分が見つけられてないだけかもしれません「Audio Restore(ノイズ低減)」「Mastering Limiter(リミッタ)」「PARA-Q(イコライザ)」は確認)、適当にフリーのリバーブのVSTプラグインを読み込んでリバーブを使用します。
Audio Creator LEで録音はせずに、モニタとエフェクト用だけの用途に使用します。
左下の、アイコンでモニタをONにしてから、エフェクト読み込みで VSTプラグイン読み込み |
MVerb Download MVerb for Windowsからダウンロード 事前にprogramfilesフォルダの、cakewalkフォルダに、vstpluginsフォルダを作成し、ダウンロードしたVSTプラグインのdllをvstpluginsフォルダに入れておく必要があります。 |
RoomReverb 上記リンク先の[Download OLD buzzroom VST Plugins Pack]からダウンロード cotton@ニコニコ工作室(co317933)様の放送で、SAVIHostとあわせて、紹介されていました。 SAVIHostが有れば、AudioCreator LEは要らないかも。 |
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放送用のリバーブにはAudio Creator LEではなく、
軽めのVSTホスト系ソフトとフリーのVSTプラグインで、代用した方が簡単かと思います。
VSTホスト、VSTプラグインは他にも世の中には沢山ありますので、興味がある場合には、探してみると良いんじゃないかと思います。
VAMでエフェクトをかける。(XPの場合は向きません。)
FME(外部ツール)配信の場合は、Virtual Audio Mixer(co452113)とVSTプラグインを利用してエフェクトをかける方法も有ります。使用するVSTプラグインや設定によっては歌枠には向かないものもありそうなので、色々試してみると良いんじゃないかなと思います。VAM利用の場合は、冒頭の疑似ステミキ配線をしなくても良いため便利ですが、多少PC負荷がかかります。
オーディオケーブル不要、既定の再生デバイスをUA-1Gから他の物へ変更せずに済む、といった点ではVAMは便利です。
XPの場合は再生側の音をVAMでキャプチャできないため、不向きですが、Vista/Win7の場合はVAMは有ると何かと便利なソフトです。
参考リンク
製品公式
UA-1Gドライバダウンロード