生産完了しました。 | 新製品 UA-33 | 新製品 UA-55 |
生産完了 |
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エフェクトが簡単だったUA-4FX (USB1.1で時代遅れになってきたので今から探す程でも無い気がします)。 | 生放送のための設定が簡単。
低機能。 (USB1.1ですが機能限定で低価格) |
ソフトウェアでエフェクトを生放送に使えます。 (USB2.0対応)
ハードウェアでゲートとコンプレッサの効果を使用できます。 |
カラオケ枠でリバーブをかけたいのにUA-4FX生産完了で困った、という場合はALESIS MultiMix8 USB FXがマイクにリバーブを掛けるのが簡単で(マイクのみにリバーブをかけてBGMにはかけないが可能)、生放送用にマイクとBGMを放送に使うこともできます。
UA-4FXとは違い余計なオーディオケーブルの用意や設定を工夫する必要もなく、色々音源を接続することも出来ます。(参照ページ)。 |
ニコ生セッション♪については『UA-4FXでニコ生セッション♪』のページを、ご参照ください。 |
2011年4月に生放送向け新機種のTRI-CAPTURE UA-33が発売されて、UA-4FXは生産完了しました。今から生放送用の機材を探す場合は、TRI-CAPTURE UA-33の方が入手しやすいと思われます。
また、機能面ではUA-33よりも、UA-55の方がUA-4FXやUA-25EXの後継機に近いイメージです(形はUA-33に似ていますが、UA-55はハードウェアでゲートやコンプレッサやが有るのと、MAIN出力の録音機能を備えているため、生放送用にソフトウェアで音声エフェクトを使う方法がUA-33より容易です)。
UA-4FXは歌配信方面で人気のあるUSBオーディオ・インターフェースです。
オーディオインターフェイスを使うと声が綺麗に録音できますし、色々音を調整できるため、録音には便利な機器です。UA-4FXにはエフェクターがあるため、生放送で歌声にリバーブをかけたり、無線声にしてスネークごっこをしてみたりすることができます。
UA-4FXがステレオミキサーだと思って購入する方も見かけますが、UA-4FXにはステレオミキサー機能が無いので、そのままではマイク+BGMやSkypeの放送ができません。
『猿ちぃ』やWin7の『聴く』等でのソフトウェアで音声をルーティングさせて、ミックスすることも出来ますが、『猿ちぃ』や『聴く』を使うと遅延が発生してしまいます。『VAM』や『アマミキ!』でミックスもできますが、パソコンに負荷がかかるため、ケーブルで配線する方法が一般的です。
UA-4FXの場合は歌配信が多いため、疑似ステミキの方が使い勝手が良いいので疑似ステミキの配線を紹介します。
準備
PCからUA-4FXを外した状態で、設定をします。 REC SOURCE : ANALOG SAMPLE RETE : 44.1 ADVANCED DRIVER : ON INPUT MONITOR : ON 48V PHANTOM : OFF(48V電源が必要なコンデンサマイクの場合はONに) PCが起動してからUA-4FXを接続します。 次にWindowsの既定の再生デバイスの設定が必要です。 |
接続例Aでダイナミックマイクの場合(図ではフォーンで接続していますが、
ケーブルが有れば、XLRの方が感度が良いです。)
パソコン用の小さなマイクの場合は、挿す場所がフォーン端子の右、ヘッドホン端子の左です。
他にも配線方法有りますが、使い勝手の良い配線図を紹介します。
ヘッドホン端子はイヤホン等の小さい端子ではなく、ヘッドホン用の太い端子です。変換プラグを使っても良いです。(ステレオ標準・ステレオミニの変換プラグを使用することに注意。マイク用のモノラル変換プラグを使用すると片側からしか音が出ません。)
マイクの音量調整は左側、INPUT(BGM・Skype)音量は中央、ヘッドホン音量は右側の音量つまみで調整できます。(接続方法によって異なる場合があります。)
接続例Aでプラグインパワー対応マイクの場合(パソコン用の小さいマイク。)
マイクは3.5mmミニプラグの小さい端子でも良いです。6.3mm標準プラグ(フォーン)と、XLRでも使えます。複数マイクを同時使用は出来ません。
プラグインパワー対応マイク(パソコン用の小さいマイク)、ダイナミックマイクやコンデンサマイクも使用できます。PC用の普通のマイクも使えるのがこの機種の強みだと思われます。
Windows側のオーディオ設定
「設定はまだ続くよ。Windowsの再生のところを変更するよ。Skypeを放送に使う場合は、Skypeの設定も必要だよ。」「再生デバイスを変更すると音楽プレーヤの再起動が必要になるので、音楽プレーヤを起動している場合には一端閉じます。」
音の「再生デバイス」はPC本体のサウンドデバイス(Realtek等)を右クリックして「既定の再生デバイス」にします。
再生はUA-4FXじゃない方にします。
録音デバイスは何でも良いみたいです。(とりあえずUA4-FXにします。) (録音デバイスは、ニコ生の設定で「音声機器」に設定した物が、放送に使用されます。) |
WindowsXPの場合も同様に、既定の再生デバイスは、UA-4FXじゃない方に設定します。 |
PCの音→ミニプラグと赤白のケーブル→UA-4FX→USB→パソコン録音 マイク→────────────→UA4FX┘ PCのラインの音と、マイクの音をUA4FXでミックスして、USBで出力します。 |
自分で自分の配信音を聞くとエコーしてしまうので、自分の配信画面の音量はミュートに設定します。
ニコ生の設定で、「音声機器」を「UA4-FX」にします。
これでUA4-FXでマイク+BGMやスカイプ等のミックス放送ができます。
音声機器がニコ生に反映されない場合は、ブラウザを再起動してみます。
BGMが入らない場合は、音楽プレーヤなどを再起動してみます。
スカイプのオーディオ設定(必要な場合のみ)
・マイクを [ IN(UA-4FX) ]
・スピーカーを [ スピーカー(Realtek等パソコン本体のもの) ]に設定します。
UA-4FXの良い所
・音量調整はUA-4FX本体で調節する。(2重ボリュームにならない)
・マイクを刺してもノイズが乗らない。
・本体のLEDオーディオレベルで音量を視認できる。
・ライン入力の音量が安定していて、入力レベルが高い。
・音量つまみを0にすると確実にミュートされる。(マイクがXLR接続の場合はミュートにはなりません。)
・使えるマイクの種類が豊富(ミニプラグ、標準プラグ、XLR端子搭載で、プラグインパワー専用マイク、ダイナミックマイク、コンデンサマイクがつかえます)。
UA-4FXの残念な所
・マイク端子が3つあるのに、マイク2本、マイク3本といった使い方は単体ではできない(ミキサーが別に必要)。
・マイクとギター同時に、といった使い方も単体では出来ない(ミキサーが別に必要)。
・ダイナミックマイクとの相性が良くないと言われやすい。(音が小さい場合が多い?、ダイナミックマイクでもできればXLRケーブルを用意するのが良いです。(できれば、XLR接続のコンデンサマイクが良いのですが、比較的高価になります。)
・ステミキだと思って購入してしまう方を見かける。
・USBケーブル一本だけでステミキできると思ってしまう場合も多い。
・再生をUA-4FX、録音をUA-4FXの設定だけでステミキできる、と思ってしまう人が居る(ケーブル用意してUA-4FXのOUTとINを繋いでモニターをOFFなら出来ますが、音量調節やマイクのモニターが難しいです)。
・バッファを変更しても、バックグラウンド処理設定しても音がプチプチする場合がある。(PC環境・相性などの問題?PC変更で解決したり、USBハブに接続している場合はUSBハブを介するのをやめる、コントロールパネルの電源オプションで電源プランをデフォルト設定のバランス→高パフォーマンスに変更する等)
・上記の設定例でSkype通話をする場合、通話相手にBGMが届きますが、通話相手にトークバック(通話相手に通話相手の声が戻る)が発生します。(Skype用に別デバイスのマイクを用意するなどでトークバック回避は出来ますが、通話相手にはトークバックを我慢してもらうのが現実的かと思います。)
USBケーブル1本だけでステレオミキサー放送ができる、と思っていた人は、まずケーブルを用意しましょう。
UA4-FXを使用して、パソコンの音とマイクの音を同時に放送したい場合には「RCA-ステレオミニ」のケーブルは必須です。 とにかく1本ケーブルを持っていると、パソコンの音のほかに、携帯音楽プレーヤーや、携帯ゲーム機等の音を利用できますので、ケーブルを用意すると配信が捗り(はかどり)ます。
延長ケーブルを使うと接続部分からのノイズ混入の原因になり易いです。
長すぎるケーブルも邪魔になりますので、必要な長さの物を用意するのが良いです。
ドライバについて
UA-4FXは、OS標準ドライバーに対応しているため、パソコンに接続するだけですぐに録音/再生が始められます。さらに、WDM/ASIO 2.0ドライバーにも対応し、低レイテンシーで高音質録音/再生が行えます。標準ドライバのままだと制限が多いため、UA-4FX専用ドライバを導入しましょう。
ホーム > サポート > ダウンロード > UA-4FX
http://www.roland.co.jp/support/downloads/index.cfm?PRODUCT=UA-4FX
XPやVista/Windows7, 32bit, 64bit, Mac OS X等のドライバのダウンロードページ。
UA-4FXってマイク入力端子3つあるけど?同時使用できる?→できません
UA-4FXのマイク入力端子は3つあります。
・標準タイプのギター/マイク用入力端子
ギターを入力する場合は GUITAR 、マイクを入力する場合は MIC を、入力切替スイッチで選択します。
音量の調節は、ギター/マイク入力ボリュームで行います。
・ミニ・タイプのマイク入力端子
電源供給が必要なタイプの小型コンデンサー・マイクを接続します。
必ず、プラグイン・パワード対応のマイクをお使いください。
この端子からは、3.3Vの電圧が供給されています。
音量の調節は、ギター/マイク入力ボリュームで行います。
・XLR タイプのマイク入力端子
バランス/アンバランスのいずれも接続が可能です。
ファンタム電源(48V)の供給も可能ですので、ファンタム電源対応のコンデンサー・マイクにも対応しています。ファンタム電源を供給する場合には、パネル底面のファンタム電源スイッチを ON にします。
音量の調節は、ギター/マイク入力ボリュームで行います。
※複数のマイク端子を同時に使用することはできません。
3人でマイク3つで放送したい場合や、マイクとギターを同時に、といった用途には単体では向きません。その場合は、ミキサーも用意して組み合わせることになります。
補足 「えっ、モノラルなの?今持っているステレオミニのマイクは使えないの?」と思った方へ。ステレオミニのマイクもとりあえずそのまま挿せます。ただマイクはモノラルが普通です。
UA-4FXとミキサーを組み合わせる場合の接続例
あくまで一例です。他にも接続や設定方法は有ります。
色々な音源や楽器を接続したい、またはマイクを増やしたい場合にはミキサーを組み合わせます。
上の図の接続例の場合は、【既定の再生デバイス】は【UA-4FX】のままでOKです(裏のモニタースイッチはAUTO(OFF)にします)。
有名な定番マイク、って何があるの?
以前は一万円付近のマイクだと、SM58かSM57があれば大体カバーできる、とにかくこれ買っておけ、な超ロングセラーマイクでした。知名度と耐久性は抜群です。
最近は他のマイクも良い物があればレビューなどから広まっていて、SM58とSM57以外のマイクの選択肢も出てきています。
SM58の上位機種にBETA58があります。価格もSM58より少し高めです。
57が楽器などもOK(一応ボーカルもOK)なマイク、
58がボーカル向きマイク(ボーカルだけなら57より58を)、
といった域帯特性になっています。
有名なため、中古やオークションでは粗悪な偽物も出回っていますのでご注意下さい。
一般的に有名だから上記の物を紹介しましたが、用途にあったマイクを揃えるのが良いです。ニコ生的にはAT-X11が安くて有名みたいです。音質は値段相応になりますが、入手性が良く、ケーブルと変換コネクタ付属で、利用者が多いマイクです(安いと単純に利用者が多いです。個人的にテクニカのこの価格帯のマイクはいまいちな気がするのですが)。他にBEHRINGERのXM8500も、価格面から評価されています。AT-X11を買うくらいなら、XM8500もチェックしてみてはどうでしょうか。
SHURE SM58が有名で業界標準なのはわかるけれど高い、って場合にはSHURE PG58が有ります。PG58はXLR→フォーンプラグのケーブルが付属するので、入門用には価格的にも性能的にも手頃です(Amazonの商品説明は、『XLR→フォーンまたはXLR→XLRの接続ケーブルが標準で付属。』になっています。どちらなんでしょうね。普通はPG58でXLR-XLRケーブルの場合は『PG58-XLR』を指定する必要が有るので、たぶんAmazonのは『XLR→フォーン』だと思われます)。AKG D77S/XLRも、XLR-XLRのケーブルが標準で付属するため、手が出しやすいかも知れません。
UA-4FXはダイナミックマイクとの相性は良くないらしいとか、ダイナミックマイクにしたら音が小さくなってしまった、audio-technica マイクロホンアンプ AT-MA2を併用することにした、という話も聞きます。確かに、UA-25EXと比較するとUA-4FXはマイク入力弱めです。
UA-4FXのユーザーさんは、初めてダイナミックマイクやI/Fを買いました!という初心者さんも相当多いみたいで、ダイナミックマイクの特性や使い方が合っているか等わからないため、一概にどうとはいえませんが、ダイナミックマイクとの相性は良くないと言われています。
マイク音量が小さい場合には、マイク音量を右に回します。ギター/マイクスイッチをマイク側にします。マイクをXLRコネクタに接続してみます。エフェクトをキャプチャー(とりこみ)側にして、チューブシュミレーターで、エフェクトつまみのコンプレッサーのつまみ右2つを、右側に回します。ニコ生の配信音量を調節するスライダを右に動かします。UA-4FXの音量つまみをとりあえず全部右へ。(以上を全部試してもだめだったら→マイク買い換えかもしれませんが、設定や使い方に問題が有る場合も有ります。まずは設定をよく見直してみます。)
メモ 11-TP マイク・ラインマッチングトランス
ニコ生用途でしたら、始めはお手持ちのパソコン用マイクから試してるのが良いと思います。
普通の雑談が多め・声小さめでしたら、ダイナミックマイクを購入する必要は無いです。
ダイナミックマイクでも使い方や設定が間違っていなければ、(UA-4FX本体のマイクボリュームはかなり右側に回しますが)、ニコ生用には十分な音量で使える場合が大半です(ダイナミックマイクに不満がある場合には、コンデンサマイクを用意したほうが良いかもしれません)。
ダイナミックマイクだと音がこもる(´・ω・`)?
ダイナミックマイクだと音がこもる、という場合は、マイクの性能にも依りますが、そんなものです。
録音後に、イコライザーや、シェイパー、コンプレッサ等で音を加工・調整するのが普通です。
加工無しでもっと高音・低音が欲しい、クリアにしたい、という場合にはコンデンサマイク(パソコン用の小さなマイクじゃなくて、普通の大きなコンデンサマイク)のほうが良いかもしれません。(録音環境やマイクによっては、コンデンサマイクだと音を拾いすぎて向かなかったりします。)
UA-4FXだと、コンデンサマイクの方が音量面で使い易いので、不満がある場合にはコンデンサマイクの導入を検討してみてはどうでしょうか。
UA-4FXはコンデンサマイクも使える?
ニコ生用途にはオーバースペックな気がしますが、もちろん使えます。
ファンタム電源(48V)の供給も可能ですので、ファンタム電源対応のコンデンサー・マイクにも対応しています。ファンタム電源を供給する場合には、パネル底面のファンタム電源スイッチを ON にします。
コンデンサマイクはダイナミックマイクと比較して、耐久性弱めだったり、管理が難しいです。音の繊細さや音質面では、コンデンサマイクの方が優位性があります。ダイナミックマイクだと、音の拾い方がいまいちだったり、音がこもるのが気になる場合には、コンデンサマイクを利用するのが良いです(が、価格が高めだったり、初心者向きじゃないと言われたりします。ニコ生用に家庭で使う程度なら大丈夫とは思いますが、保管時には湿度を気にする等気を配ったほうが良いです)。
UA-4FXのエフェクトの種類
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1. 真空管(TUBE)アンプ・シミュレーター
真空管アンプをシミュレートするCOSM エフェクトです。
真空管特有の太くて暖かいサウンドをシミュレートします。
2. マスタリング(MASTERING:アナログ・ソースをデジタル化)
カセット・テープなどのアナログ・ソースをデジタル化する場合に。
3. リスニング(LISTENING:リスニング/カラオケ)
リスニングに最適です。パソコンがAV 機器になり、カラオケも楽しめます。
4. パフォーマンス(PERFORM:ボーカル/ギター)
迫力のギター・サウンド、七色のナレーション・ボイスが手軽に楽しめます。
エフェクトのかけ方
1. キャプチャー(とりこみ)ボタンまたはプレイバック(再生)ボタンを押します。
キャプチャー・ボタンまたはプレイバック・ボタンのいずれかがオン(点灯)になっていないと、エフェクトがかかりません。また、両方のボタンを同時にオンにすることはできません。
録音するための音にエフェクトをかけたいときには、キャプチャー・ボタンをオンにします。
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再生する音にエフェクトをかけたいときには、プレイバック・ボタンをオンにします。
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2. チューブ・シミュレーター・ボタンまたはエフェクト・バリエーション・ボタンでお好みのエフェクトを選びます。
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3. エフェクトつまみでエフェクトのかかり具合を調整します。
エフェクトつまみをOFF の位置に合わせておくと、エフェクトはかかりません。エフェクトつまみを少しずつ右に回していき、お好みの状態に調整します。
疑似ステミキの接続方法あれこれ。
ブログを書いた頃より、便利ソフトが出てきたので記事を書きなおそうと思っていますが、時間がないのでやっつけですが簡易的なまとめです。BGMだけ・マイクだけにエフェクトをかけてみる
接続例B
(マイクだけにエフェクトを掛けたい場合にも便利な接続です。)
ページ上の方のとは逆向きですが、こういう接続も出来ますよ。という例です。Windowsの再生はUA-4FXにします。ニコ生の音声機器はマイクやライン入力等(Realtek等PC本体のもの)に設定します。
普通に録音をUSBで行った方が、一般に音質は良いため、こちらは推奨しません。他にもある接続例の参考程度です。
ライン入力を使用します。ライン入力の変わりにマイク端子に挿しても使える場合も有りますが、PCのマイク端子はプラグインパワー用の電流が流れていて、ライン入力には向かないです。もし、マイク端子を使用する場合は小さい音量から試してみます。マイク端子を使用していて音が歪む場合には抵抗入りのケーブルを使用した方が良いかも知れません。ライン入力端子が有る場合には、マイク端子よりもライン入力端子に接続した方が良いです。ライン入力端子に接続する場合には、抵抗入りのケーブルを使用する必要はありません。
スカイプの設定(必要な人のみ)
・マイクを [ マイク・ライン入力等(Realtek等のPC本体のもの) ]
・スピーカーを [ OUT(UA-4FX) ]に設定します。
今回の図解→図解1(録音アナログ[PC]) ,前回のを図解するとこちら→図解2(録音USB[UA-4FX])。
ちなみにUA-4FXで録音と再生をおこなうと→図解3(録音再生USB)になります。これだとマイクしか録音できないので、アナログOUTとアナログINを繋ぐと…→図解4(録音再生USB+ライン繋ぐ)これでインプットをモニターすると、音がループしてしまいます。モニター音量の設定によっては故障の原因になるかもなので、むやみに繋いじゃ駄目です(この場合はINPUT MONITORをONにしない方が良いです。がそれだとマイクがモニターできないです。マイクをモニターしたくない人向き。これも便利ですがマイクがモニターできないので利用者は少ないですがたまに見かけます)。
↑「パソコンで再生」って書いてしまいましたが正確には「UA-4FXで再生」です。
センターキャンセルで、曲のボーカルをキャンセルします。
リバーブで、残響効果をマイクに掛けます。
センターキャンセルとリバーブの間にある、LOW BOOST, HIGH BOOST(重低音、高音を強調)についてはお好みで。
UA-4FXのプレイバック・ボタンをオンにします。(接続例Aの場合で放送に使いたい場合はキャプチャーをオンにします。接続例Aの状態でプレイバックにエフェクトを掛けると、自分が聴く音にだけエフェクトが掛かります。放送には反映されません。)
UA-4FXのセンターキャンセルは、プレイバック・ボタンがオンのときは、INPUT に対してのセンター・キャンセルは効きません。(注.モノラルの音に、このエフェクトをかけると音が聞こえなくなる場合があります。)
UA-4FXのエフェクト・バリエーション・ボタンで「LISTENING」に設定します。
上記接続例の場合の放送時の設定は
Windowsの設定で、再生デバイスをUA-4FXにします。
ニコ生の音声機器にはUA-4FXではなく、UA-4FXからの音を接続しているマイク・ライン入力に相当するサウンドカード(Realtek,SoundMAX等)を指定します。
マイクだけにエフェクトを掛けて放送したい場合
疑似ステミキ状態で放送すると、エフェクトを掛けたときに、CAPTUREとPLAYBACKのどちらにしても、BGMにまでエフェクトが掛かってしまうよ、って場合に。
図A. 録音をUA-4FX。
図Aの状態で、生放送でエフェクト掛けたい場合には、CAPTUREを選択します。PLAYBACKだと生放送にエフェクトは反映されません。
図B. 録音をPC側。
PLAYBACKにエフェクトを掛けると、マイクとBGM両方にエフェクトが掛かります。
CAPTURE,PLAYBACKどちらを選択しても生放送にエフェクトが反映されます。
図C. 再生・録音をUA-4FX。
メーカーの説明書の解説は、この状態を想定しています。
ここでラインINとラインOUTをオーディオケーブルでつないでモニターをOFF状態だとBGM+マイク録音ができますが、(INPUT MONITORがOFF状態だと)自分にはマイクが聞こえなくなってしまいます。モニターOFFだと、エフェクトの確認ができず使いづらいかもです。
真空管アンプ(チューブ・シミュレーター)を使ってみる
チューブ・シミュレーターは真空管アンプをシミュレートするCOSM エフェクトです。真空管特有の太くて暖かいサウンドをシミュレートします。
チューブ・シミュレーター・ボタンを押して、チューブシュミレータのエフェクトを選択します。
エフェクトつまみで効果を調節します。
音の太さ(FAT & WARM) | 真空管特有の暖かくて太いサウンドをシミュレートします。 |
音の明るさ(BRIGHT) | 抜けの良い、明るい真空管サウンドをシミュレートします。 |
コンプレッサーの効き(COMP-THR) | コンプレッサーの効きはじめるレベルを設定します。右に回すほど、コンプレッサーが深く効き、より太い音が得られます。 |
コンプレッサーの音量(COMP-LEVEL) | コンプレッサーの出力レベルを設定します。右に回すほど、LEVEL が上がります。 |
マイクの音量が小さい場合には、接続例Bの状態で、CAPTUREエフェクトで、真空管アンプ(チューブ・シミュレーター)で、右のつまみ2つ(COMP-THR,COMP-LEVEL)を右に回します。
マスタリング・エフェクトを使ってみる
マスタリング・エフェクトはカセット・テープやレコードなどの音をパソコンへ取り込んだり、パソコンに入っているオーディオ・ファイルの音質をよくするときに使うエフェクトです。ニコ生ではマスタリングエフェクトよりも、他のエフェクトの方が使えるため、出番は少なそうです。
ノイズをとる
(NOISE SUP) |
無音時に背景で鳴っている小さな音やノイズをカットしたり、アナログ・ソースのノイズを除去したりします。それにより、クリーンなサウンドを作ることが出来ます。※ 極端に小さな音量の入力信号に、このエフェクトをかけると音がまったく聞こえなくなる場合があります。 |
音をシャープに(ENHANCER) | 音の輪郭をはっきりさせたり、音の高い部分を強調することにより、はっきりとしたサウンドを作ることができます。 |
低音の音圧アップ(MASTER-Lo) | 低域(220Hz 以下)を、歪みを抑え、太くて安定した、まとまりのあるサウンドにします。 |
高音の音圧アップ(MASTER-Hi) | 高域(2kHz 以上)を、歪みを抑え、安定した、まとまりのあるサウンドにします。 |
パフォーマンス・エフェクトを使ってみる
パフォーマンス・エフェクトはマイク、ギターの音を録音するときに効果のあるエフェクトです。
ボーカル効果
(FX VOICE) |
音のピッチ(高さ)を変えて、まったく違うキャラクターにすることができます。エフェクトつまみをOFF から最大(右いっぱい)に回していくに従って、ピッチがあがっていきます。 |
ギターアンプ/歪み
(AMP/DRIVE) |
ギター・アンプ・シミュレーターによるナチュラルな歪みから、迫力のディストーションまで、幅広いギター・サウンドを作ることができます。エフェクトつまみをOFF から真ん中の位置にあわせると、ナチュラルなアンプの歪みの音になります。真ん中から最大(右いっぱい)に回して行くと、ディストーションの派手な歪みの音に変化していきます。 |
コーラス
(CHORUS) |
音に厚みと広がりをつけ、ステレオ感豊かなサウンドにすることができます。 |
ディレイ
(DELAY) |
遅れた音の繰り返しを加えて、音に厚みつけたり、やまびこのような効果をつけたりします。 |
※ パフォーマンス・エフェクトをオンにすると、ギターやマイクのノイズを抑えるためにノイズ・サプレッサーがはたらきます。エフェクト・バリエーション・ボタンを押しながらギター・アンプ/歪み(AMP/DRIVE)つまみを回して、ノイズ・サプレッサーのレベルを調整することができます。左に回すと、レベルを下げることができます。
UA-25EXって上位機種だよね?こっちはどう?
UA-25EXでニコニコ生放送を参照。
UA-25EXは価格的にも、録音時の性能的にもUA4-FXの上位機種です。マイクだけ録音するならUA25-EXの方が良いかもです。
ニコ生でマイクとBGMを同時に放送したい場合には、UA-25EXだけで何とかするよりも、他のミキサー等と組み合わせたりするのが良いです。
生放送用には、始めからUA4-FXを選択した方が、入力端子の関係で都合が良いと思われます。
EDIROL 24-bit USB Audio Capture UA-25EXCW
- 出版社/メーカー: エディロール
- メディア: エレクトロニクス
EDIROLのUA4-FXと、CakewalkのUA4-FXがあるよね?
↓下のAmazonを見るとわかるのですが、UA4-FXは値段の異なるものがあります。↓
元はEDIROLで発売していた物を、Cakewalkのブランド名に変更して販売することにしたためです。
付属ソフトが若干違います。
●EDIROLブランド UA-4FX 同梱波形編集ソフトウェア
Sound it 3.0 LE(Windows版/Macintosh版) ●Cakewalkブランド UA-4FX 同梱波形編集ソフトウェア Audio Creartor LE(Windows版) ※Macintosh版の波形編集ソフトウェアは同梱されておりません。 同梱の波形編集ソフトウェアが異なりますが、本体機能は同じです。 |
UA4-FXCWって何?CW?
UA4-FXCWの『CW』は『CakeWalk』のことだと思われます。
Amazonの表記だと発売元EDIROLでもメーカー型番「UA4-FXCW」になっています。
UA-4FXとUA-4FXCWは表記が違うだけでほぼ同じ機種です。
本体ロゴが違う場合がありますが機能は同じです。
但し、発売元がEDIROLとCakeWalkで同梱ソフトが異なります。
最近のはほとんど『CakeWalk』製らしいです。
ところで「疑似ステミキ」とは何ですか?
ニコ生のテスト枠で2009年夏頃から「UA-4FX」「疑似ステミキ」という言葉を見掛けた気がします。それ以前は知りません。
「疑似ステミキ」の言葉は、たぶんこちら↓が発祥かな?と思います。
擬似ステレオミキサー【生放送の裏側】|にーや。のブログ(2009-08-07)
http://ameblo.jp/nl-ya/entry-10315683378.html
「疑似ステミキ」は「PCのラインアウト(イヤホン端子)から、I/Fのラインインにオーディオケーブルを繋ぐ配線をすることで、擬似的なステレオミキサー環境を構築する」みたいなことらしいです。一応、テスト枠などでは共通認識が何となくあるため、便利な言葉になっています。
余談
ニコ生では「ステレオミキサー」が「ステミキ」って言葉で略されているのが、衝撃的でした。
あまりにも衝撃的だったため、このブログは「ステミキ」の表記が多めです。
「ステレオミックス」から「ステミク」になっているのもあるみたいです。
オークションメモ
そのうち『UA-何とかFX』みたいな新型が出るかも知れませんので、それまで待ってみるのも有りかも知れません。 |