以下は情報が古くなっていますので、『VAM』『アマミキ!』等から始めた方が便利で簡単かもしれません。
USBマイクでステレオミキサー 猿ちぃ++ 使い方
「普通の3.5mmミニプラグでPC本体に挿せばマイク+BGM放送できるけど USBマイク使いたいよ!どうしたらいいの?」って人向けの方法を紹介します。 |
他にBluetoothマイクやUSBカメラの内蔵マイク、オーディオインターフェース等でも使えます。
UA4-FX等の、『ライン入力があってマイクとライン入力が同時に使用できる』オーディオインターフェースの場合は疑似ステミキの方が使い勝手が良いです。
ここは、『元からあったステミキと、新しく追加したUSBのマイクを一緒に使うには、ツールが必要ですよ。(Windows7なら「聴く」機能の設定でOK)』ってページです。
XPでUSBマイクの場合、殆どの人が猿ちぃ++でミックス出来ます。 Vistaも大体の場合で可能です。 Windows7なら猿ちぃ++が無くても出来ます。 |
XPでC-MediaUSBの場合
XPでC-MediaUSBの場合は【cm108_Standard_driver】ドライバ対応製品の場合があるので確認をしましょう。C-MediaUSBの場合はXP限定ですがドライバ更新でステミキ可能になる製品があります。
見た目が上の画像の商品は【cm108_Standard_driver】ドライバに対応している可能性が高いです。
あたまにきたどっとこむ様が詳しいです。
はじめに
「新しいUSBのマイクにしたら、前までは出来てたステレオミキサーが出来ないみたいなのです。」
「USBのマイクと、元からあった方のステミキは別々の機器という扱いになるから、どっちかだけになっちゃうよ。生放送で両方を使うには、ツールと設定が必要になるよ。」
「具体的には『猿ちぃ++』ってツールを使うよ。」
「『猿ちぃ』って仮想とか使うんですか?面倒だって聞いたので、仮想は嫌なのです。」
「仮想ステミキは使わないよ。」
「『猿ちぃ』を使って、USBマイクの音を、ステミキに渡す。これだけだよ。」
『猿ちぃ』の使い方
「『猿ちぃ++』の使い方がわかりません。」
「下の方で詳しく書いてるけど、簡単だよ。」
「『猿ちぃ』はダウンロードして、解凍して、起動するだけ。インストールとか必要ないよ。」
「前のステミキの時の状態でBGMだけ放送できるようにしてから、『猿ちぃ++』を起動して、USBマイクの音を入れるだけだよ。」
「詳しくは下の解説参照。」
図解
「猿ちぃ++」を使ってUSBマイクでステミキ生放送
ステミキ機能がないUSBマイクでステミキ放送したい
1. 用意するもの
・USBマイク (USBオーディオアダプタとマイク, USBヘッドセット,マイク内蔵のUSBカメラ等)
・イヤホン (有った方がエコー防止に良いらしい)
・サウンドルーティングユーティリティ 猿ちぃ++ (下記参照)
2. サウンドルーティングユーティリティ 猿ちぃ++のダウンロード
以下のサイトからサウンドルーティングユーティリティ 猿ちぃ++をダウンロードします。
猿ちぃ++(saruty_pp01.zip)をダウンロードします。
ダウンロードが完了したら、ファイルを解凍して「SaRUtyPP」を起動します。
配布ページにつながらないため、『猿ちぃ03』でも代用できます。
http://vad.seesaa.net/article/135937715.html#03
『猿ちぃ03』に、『猿ちぃ++』を同梱しています
『猿ちぃ++』の配布ページに最近繋がらないので、
http://www.geocities.jp/pecachu_t/
から『猿ちぃ+』をダウンロードできます。
音声のルーティングが出来るソフトなら何でも良いです。
他にSound routing utilityは64bit版が有ります。
『猿ちぃ03』は、『猿ちぃ++』とほぼ同機能です。
3. 設定
この時点で『猿ちぃ』や『音楽プレーヤ』を起動している場合には、『猿ちぃ』や『音楽プレーヤ』を一端終了します。
これらはWindowsのサウンド設定の変更を反映するために、既定の再生デバイスを変更後に起動するようにします。Windowsのサウンド設定
(Vista/Windows7はこの下の方に設定例画像有ります。)
再生側を『ステレオミキサー機能があるサウンドカード』にします。
画像は一例です。お使いの機器によって名称が異なります。
再生は[PC本体のスピーカ(リアルテックなど)]
録音は何でも良いです。ニコ生の音声機器に指定したものが放送に使用されます。
(オーディオタブの左下の「既定のデバイスのみを使う」にもしチェックが入っていたら外して下さい。)WindowsVista / Windows7のサウンド設定
「録音」はPC本体のステレオミキサーとUSBマイクが
「動作中」(または準備完了)になっているか、確認するだけで良いです。
「再生」の[ PC本体のスピーカ(ステレオミキサーと同じ名前のスピーカー) ]を「既定の再生デバイス」にします。「猿ちぃ++」の設定
Windowsのサウンド設定の完了後に、「猿ちぃ++」を起動します。
もし「猿ちぃ++」の起動後にWindowsのサウンド設定を変更した場合は、「猿ちぃ++」の再起動が必要になります。
入力(上)にUSBマイクのデバイス
出力(下)にPC本体等のステレオミキサーがあるデバイスを指定します。
STARTで開始します。STOPで終了します。
バッファサイズはデフォルトで50になっていますが
これでは 声が 遅れて 聞こえるよ 状態になるので
小さくした方が話しやすいと思います。
マイクの音が途切れてしまう場合にはバッファサイズを
大きめにした方が良いです。
バッファサイズはXPでは小さくしても途切れにくいですが、Vista/7では大きめに設定した方が良いみたいです。
4. Skypeの設定について(必要な人のみ)
Skypeのサウンド設定で
・マイクは[USBマイク]に設定。
・スピーカを[PC本体のスピーカ](リアルテック等)に設定します。
これで放送に相手の声が入ります。
通話相手にマイクとBGMを聴かせたい場合は
・マイクを[PC本体のステミキ]
・スピーカを[PC本体のスピーカ]に設定します。
この設定はトークバックが起こりやすいため通常は
マイクをUSBマイクに設定する方が良いです。
5. 放送する
放送します。
ステミキがある状態で自分のニコ生の放送を聴くとエコーしてしまうので
自分のニコ生の音量をミュートにします。
ニコ生の放送ページの設定画面で
音声機器を[ PC本体側のステレオミキサー (リアルテック等)]にします。
猿ちぃの[START]を押します。
ここでやっとマイク+BG放送になります。
猿ちぃを[STOP]するとマイクが放送に入らなくなります。
音量調節
マイクの音量はUSB機器のの録音コントロールで調節します。
それでもマイク音量が足りない場合は猿ちぃ++でマイク音量をブーストできます。
BGMの音量を下げたい場合はStereoMixやWAVEを下げるとマイクの音量も一緒に下がってしまうので、音楽プレーヤ等の音量や音量ミキサー等から下げます。
音質が悪いと視聴者から言われる場合はニコニコ生放送の放送ページの設定で
音質重視==========映像重視を[ 音質重視側 ]にします。
スピーカから音が出ていてマイクで拾ってエコーしてしまう
場合はスピーカとマイクの距離を離すか
スピーカから音が出ないようにパソコンにイヤホンを挿してください。
リアルテックで音がおかしい場合は
ノイズ抑制とエコーキャンセルをOFFにします。
スピーカ等から自分の声が聞こえていやだよ!って人も居ると思いますが、仕様です。慣れれば何とかなります。
遅延が酷くて、ヘッドセットだと正常に話せない場合は、とりあえずはヘッドセットを肩に掛ける等で対策をして、暇なときにでも仮想サウンドカードを使う方法に移行してみると良いのではないでしょうか。
USBマイクでステミキの方法は、他にも自分の声を聴かずに済む・音量調節がし易くなる方法として「仮想ステミキを使う方法(USBマイクでステミキPart2)」が有ります。PCが重くなる・ドライバのインストールが必要・設定が面倒などデメリットも多いです。歌枠の場合はラグの関係で仮想ステミキを使う方法(USBマイクでステミキPart2)の方が良いみたいです。
USBマイク→仮想ステミキ。 BGM(PC本体のステミキ)→仮想ステミキ
ニコ生の音声機器を「仮想ステミキ」の設定になります。
Logicool_USBヘッドセット勢は猿ちぃでミックス出来るようになる人が多いと思います。
LogicoolのUSBカメラの内蔵マイクでステミキしたい場合にも使えます。USBカメラの音声の方がクリアなのに、ステミキが使えなくなるので普通の挿すマイクを使っている人は試してみてはどうでしょうか。
USBマイクを使いたい簡易図
既知の問題
一部のPC環境で、猿ちぃ++でマイクをルーティングするだけで若干エコーになる?という症状が発生しています。(検証中)
対策
音量や、スピーカーとマイクの位置を調整してみます。
放送用以外のブラウザや、タブを閉じてみます。
「猿ちぃ」が複数起動・複数STARTしていないか確認します。
Windowsのサウンド設定で「聴く」を使っていたら、「聴く」をオフにします。(Win7のみ)
これでもエコーする場合が有るみたいです。
Windows7の「聴く」
Windows7の場合はルーティング機能が有るため、「猿ちぃ」は必要ないかもです。
「聴く」のタブの □ このデバイスを聴く、にチェックを入れて
下のところで出力先のデバイス(Realtek等ステミキと同じ名前のスピーカ)を選択してOKを押すと、USBマイクの音がPC本体側のスピーカーに出力されて、PC本体のステレオミキサーにUSBマイクの音が入ります。
再生はRealtek等のスピーカを右クリックして「既定」にしておきます。
ニコ生の音声機器はステレオミキサー(Realtek等)にします。
Vistaの場合は「聴く」は設定に無いです。Windows7以外の場合には、
ルーティングソフトを使うなどの方法になります。
質問に答えるコーナー
Q 「ラグが酷い、自分の声が聞こえる。なんとかしたい。」A 「仮想ステミキを利用する方法(USBマイクでステミキPart2)になります。」
USB機器だけど、再生リダイレクト対応製品の場合
(お使いのUSB機器がSB-XFI-GOやSB-XFI-SR51等ステミキ(再生リダイレクト)がある、再生リダイレクトUSB機器の場合は、『猿ちぃ』等は必要有りません。
対応USB機器側にマイクとヘッドセットなどを接続して、ドライバを最新版に更新する&スピーカー(USB機器)のマイクミュート解除、等の初期設定をすることで、ステミキ放送が可能になります。)
対応製品だったら、設定を頑張って何とかなるよ、ってことです。
水おいしいです^o^は
マイクでBGM拾ってても面白い放送はあるので
ステミキが無くても良いんじゃないかと思っています。
BGMの権利関係をクリアしている放送少ないですし。
どうしても、失敗してしまいます><
Windowsのサウンド設定(既定の再生デバイス)を変更したら、その変更を反映するために、『音楽プレーヤー』や、『猿ちぃ』は再起動が必要です。
このあたりの意味が分からない場合には、難しいと思われます。
遅延は何とかならないの?><
とりあえず猿ちぃのバッファを少なくしてみては?。
ASIOで対応アプリでルーティングさせると遅延が少ないです。それでも若干遅延します。
ソフトウェアでASIO対応させると動作が重いのが難点です。
が、動作重くないって言っている放送も有るみたいで、スペック次第みたいです。
ASIO対応のVST HOST系アプリケーションでUSBマイクをASIOでルーティングさせるとコンプレッサ等のVSTプラグインが手軽に使えて便利です。参考
ただ、うちのパソコンは低スペックなので遅延が少ないといいつつ、ASIOだと動作が重いです。スペックに余裕のある人向きです。Vista以降ならWASAPI対応のWASもそれなりに手軽に使えます。